子どもと楽しむ、室内遊びのポイント

室内遊びは外遊びとは違い、おうちのかたが「見ているだけ」では済まないため、苦手なかたもいらっしゃるようです。飽きずに楽しめるよう、押さえておきたいポイントをご紹介します。

お子さまの興味のあるものを見極めましょう

室内遊びとひと言で言っても、ブロックや粘土などの手先を使うもの、飛んだり跳ねたりする体を動かすもの、ままごとや人形などを使ったごっこ遊び、お絵かきなど、いろいろありますね。何に興味があるかはお子さまによりけり。体を動かすのが好きなら段ボールでトンネルを作って遊んだり、パズルが好きなら絵を描いた画用紙を切ってオリジナルのパズルを作ったりしてみてはいかがでしょうか。工作が好きなら、牛乳パックや紙コップ、ストローなどで造形遊びを。いつもはしないような方法を大人が提案すると、お子さまは喜んで遊んでくれることでしょう。

集中できる空間づくりを

室内遊びで「なかなかひとつのことに集中してくれない」「すぐに飽きてしまう」という場合は、部屋の状態を確認しましょう。室内にいろいろなものがあると、気が散ってしまうもの。ほかのおもちゃが転がっていたり、テレビがつけっ放しになっていたりすると、注意力が散漫になってしまいます。使っていないものは片付ける、見ていないときにはテレビは消す、走り回る場合はスペースを広げるなど、環境をととのえてあげましょう。

おうちのかたが一緒だと、お子さまも大満足!

お子さまにとって、おうちのかたと一緒に過ごせる室内遊びの時間はうれしいもの。全力で付き合う時間をある程度つくってあげると、お子さまの満足度が違います。大人が本気を出して追いかけるだけでも、お子さまは大喜びしてくれるもの。一日中つきっきりは難しくても、家事の合間の15分や30分なら、おうちのかたも時間がとれるのではないでしょうか?

室内で時間を過ごすとなると、ついついテレビやDVDに頼りがちになってしまうかたも多いようです。でも、お子さまの興味に合わせて、遊び方を少し工夫するだけで、テレビやDVDに頼らずに楽しく過ごせる時間が増やせそうです。ご紹介したポイントを押さえて、室内遊びを楽しみましょう。

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