オムツはずれ、いろいろあるけどきっと大丈夫

自己主張が強くなる2、3歳の子どもにとって、おうちのかたが頭ごなしに「やりなさい!」と押し付けるのは、逆効果。子ども自身が、自ら「パンツを履きたい」「トイレでしたい」と思えるように、お子さまの気持ちを盛り上げて。
オムツはずれを体験した先輩たちの体験談を交えて、おすすめのオムツはずれのコツを紹介します。


「トイレでしたい」気持ちを盛り上げる

 オムツはずれのポイントは、子どもをその気にさせること。2・3歳は小さなプライドが子どもの中に芽生えている時期。そんなプライドをくすぐることから始めてみては?

 

たとえば、「パンツ姿かっこいいね」「お兄ちゃんだからできるね」などは、お子さまのプライドをくすぐるのにもってこいの声かけ。また、お子さまにいろいろなパンツを見せて、「どれがいい?」と履きたいパンツを選ばせてあげるのも効果的。オムツはずれのDVDや絵本などで、イメージトレーニングしてみるのもおすすめです。また、子どもはほめられると「また頑張ろう」と思うもの。パンツが履けたときや、トイレに座ることができたら、おうちのかたが言葉や態度で、「上手にできたね」とほめてあげましょう。次への意欲につながります。

 

おもらしをしてしまったときは、「今度はもう少し早く行けば大丈夫」と次があることを予測させることが大事。2、3歳になると先の見通しが立てられるので、次のトライを想像して、前向きな気持ちにさせてあげるのも有効です。

 

 

先輩ファミリーの体験談も参考に

 どのご家庭でもオムツはずれ体験は試行錯誤の連続のようです。でも、お子さまの成長のためには無視できない大事な通過点。オムツはずれを体験した先輩たちの対策も参考になりそうです。

 

■子ども用の便座や好きなキャラクターのスリッパ、壁にはカレンダーやシールなど、子どもが好きなものを用意して、トイレに興味をもたせた。

 

■好きなキャラクターのパンツが売っているコーナーに行って、「早く履けるようになりたいね」と気持ちを盛り上げた。

 

■トイレに行くときは、楽しい歌を歌いながら行き、トイレの間も歌い続け、トイレに行くのは楽しいことなのだと思わせた。

 

■そこでおしっこをしなくても、「トイレに行けて座れておりこうさんだね」とトイレに行けたことをほめることで、積極的にトイレに行くようになった。

 

それぞれのお子さまの趣向にあった方法でトイレに興味をもたせることがポイントのようです。

 

注意することは、失敗しても怒らないこと。「まだできないの?」などと責めてプライドを傷つけてしまうと、子どもは否定的な思考になってしまいます。ほかの子と比べるのもNG。お子さまのペースを見極めてあげましょう。子どもによってオムツはずれのタイミングは違います。おうちのかたも焦らず、根気よく見守ってあげましょう。

 

 

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