【旬のレシピ】春キャベツと筍で春を満喫!

野菜、果物、魚などには旬があります。「旬」というのは、一番食材が成熟している時期です。そのため、素材の味わいがよく、他の季節に食べるよりも栄養価が高くなると言われています。定番料理に旬のものを取り入れるだけでも、その季節の味を手軽に楽しむことができます。
今回は春キャベツと筍を使ったメニューをそれぞれ紹介します。

春キャベツのポタージュスープ

材料(2人分)

春キャベツ……100g

玉ねぎ……30g

ベーコン……20g

バター……5g

ブイヨン……250cc

生クリーム(または牛乳)……大さじ1

塩……小さじ1/3

カリカリに焼いたベーコンのみじん切り……適量

 

 

作り方

1. 鍋にバターを溶かし、玉ねぎとベーコンを炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら春キャベツを加えさっと炒める。

2. ブイヨンを加えひと煮立ちさせ、粗熱を取る。

3. 粗熱が取れた2をなめらかになるまでミキサーにかけ、鍋に戻し入れる。

4. 3に生クリームと塩で味を調え、沸騰直前に火を止め、器に分け入れ、ベーコンのみじん切りを飾る。

 

 

POINT

・今回はキャベツを使っていますが、グリーンピースやブロッコリーなども色鮮やかなポタージュを作ることができます。

・お野菜が苦手なお子さまでも、スープにすると癖がなくなり、食べやすくなります。

・今回紹介したのは、基本のポタージュの作り方になりますので、その時期の旬の食材で作ってみてください。

 

 


筍のライスコロッケ トマトソース

材料(2人分)

温かいごはん……200g

ゆでた筍……40g

トマトソース(缶)……100g

カマンベールチーズ……40g

薄力粉……大さじ1

卵……1/2個

パン粉……30g

揚げ油……適量

 

トマトソース

塩・こしょう……適量

 

 

下準備

・筍はさいの目切りにしておく。

・カマンベールチーズは4等分しておく。

 

 

作り方

1. 鍋にトマトソース2/3の分量と筍を入れ、中火で5分程煮詰める。

2. ボールにごはんと1を入れ混ぜ合わせ、バットに広げて冷ます。


3. 2を4等分に分け、カマンベールチーズを中心で包みながら丸く形を整える。

4. 薄く薄力粉をつけ、卵、パン粉の順で衣をつけ、170℃に熱した油できつね色になるまで揚げる。

5. フライパンに残りのトマトソースを入れ、塩・こしょうで味を整える。

6. 器に5のソースを敷き、ライスコロッケを盛り付ける。

 

 

POINT

春を感じる食材といえば、筍を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。和食のイメージが強い筍ですが、今回のレシピのように、コロッケやハンバーグなどに加えるのもおすすめです。食感が楽しい、春を取り入れたメニューになります。

 

 

毎日のお料理に旬の食材を取り入れてみることは、食育にもつながります。食卓では、旬のものをいただきながら、その食材について話題にしてみるとよいでしょう。

 

 


プロフィール



フードコーディネーター、フードスタイリスト、ジュニア野菜ソムリエ。大手料理教室での料理とパンの講師経験後、祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し独立。レシピ開発、料理教室講師、パーティー出張料理、料理コラム執筆などで活動中。

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