生の英語に触れられる! 今話題の「親子留学」の意義を、言語教育の専門家が解説

生の英語に触れられる! 今話題の「親子留学」の意義を、言語教育の専門家が解説小学校でも英語が教科化されるなど、英語教育への関心が高まる中、親子で英語圏に出かけて、気軽に生きた英語に触れられる「親子留学」が注目されている。親子留学の意義について、言語教育学、バイリンガリズムが専門の豊田ひろ子氏に伺った。

 

***

 

親子で英語圏に出かけ、気軽に生の英語と親しむ体験をしてみようというのが「親子留学」。最近は、語学学校や旅行会社が、さまざまな企画を用意しています。

 

ただその多くが数日~数週間程度の短期滞在ですから、行ったからすぐ話せるようになる、というものではありません。重要なのは、生活の場で使われている生の英語に触れ、「英語が使えるとどうなるのか」という実感を得ること。その実感が、英語を学ぶ原動力となるからです。

 

英語を学ぶ目的は、「コミュニケーションツールとして英語を使いこなせるようになること」です。そして、日本人としてのアイデンティティをきちんと持った上で、さまざまな国の人と語り合い、共通点や差異を認め合える、国際人としての感覚–いわば「みんな違って、みんないい」感覚を身に付けることが理想です。

 

子どもは、脳の発達段階から見ても、論理よりも体験から、全身を使って学ぶことが得意です。また、上のような国際感覚を身に付けるなら、大人のように気負いやコンプレックスを感じることのない、幼いうちほどよいといえます。ですから、保護者と一緒に、安心して楽しく異文化体験ができる「親子留学」は、英語を学ぶ意欲を高めるのに有効と考えられます。

 

出典:「親子留学」って何?【前編】~幼いうちに楽しく異文化体験を -ベネッセ教育情報サイト

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • がんばっているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ 教育情報まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

子育て・教育Q&A