小学校の英語必修化、家庭ではどうすれば? 気軽にできることを専門家がアドバイス

小学校の英語必修化、家庭ではどうすれば? 気軽にできることを専門家がアドバイス2011(平成23)年度から小学5、6年生に対して外国語活動が必修化された。そのため、家庭でも何か始めたほうがよいか? と悩む保護者も多いだろう。ベネッセ教育情報サイトのアンケートによると、子どもの英語への興味を盛り上げるために家庭で行っていることの1位は、「英語の歌を聴かせる」。次いで、「英語のTV番組を見せる」、「英語学習のリスニングCDを聴かせる」と続く。小学校の現場で英語を指導し、英語教育に関する本を数多く執筆されている粕谷恭子氏に、家庭で楽しく英語に触れるためのコツを教えてもらった。

 

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まず、ご家族のみなさんが興味を持っているテーマを入り口にすることをおすすめします。「勉強だからこれはやらなければいけない」とか「まずはあいさつから覚えよう」という思い込みは不要です。スポーツや映画、食べ歩きなど、好きなことから始めるといいですね。たとえば、動物が好きだったら「この動物は英語でなんて言うかな?」「この動物が住んでいる国を英語で言うと」……、など、身近なところからスタートしてみてください。

 

次に、英語の音をご家庭に取り入れましょう。保護者のみなさんが不安に思っているのは、自分にはよい発音ができない、ということではないでしょうか。そうした時、英語の歌や映画、ニュースを副音声で聞くなど、内容がわかっているものを英語でもう一回聞くのは、とてもよいことです。英語の音を楽しく日常生活に取り入れることをご提案します。

 

出典:家庭でできる小学校英語 家庭でできる英語活動 -ベネッセ教育情報サイト

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