【体験談】大学生保護者激白!高1・2のときにしておけばよかったことは?~学習習慣・生活編~

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お子さまの大学受験を経験した保護者のかたにご協力いただいた、「高1・2でしておけばよかったこと」をテーマにしたアンケートの結果をご紹介する第2弾。

今回は、「学習習慣・生活編」と題して、ふだんの学習や生活に関して「高1・2でコレをやっておけばよかった」という体験談をピックアップしました。
大学生保護者の貴重なアドバイスを参考に、お子さまが受験生になってから「やっておいてよかった!」と思える先取りアクションを今から始めましょう!

この記事のポイント

【1】早めに学習習慣をつけておけばよかった!

大学生保護者の意見でかなり多かったのが、「高1・2から着実に勉強する習慣を付けさせておけばよかった」という内容のものでした。

特に、部活などで忙しく過ごしていたお子さまの場合、保護者のかたからは「学習量が足りないまま受験生になってしまった」「高3からはがんばっていたけれど入試に間に合うか心配だった」という後悔の声が挙がっています。

もちろん高3からの努力でグッと巻き返すお子さまは多いですが、高1・2から学習習慣を身に付けておくことは受験勉強で大きなアドバンテージになります。
毎日少しずつでもお子さまが確実に学習に向かえるよう、勉強時間には保護者もテレビを見ない、気になるマンガは預かっておくなど、学習しやすい環境づくりなどをサポートしてあげるといいかもしれません。

\体験談/

受験を終えた子どもが「受験はパズルのようなもの。高1・2でやらなかったピースは必ず受験期に埋めなくちゃいけないから、高1からやっておけばよかった」と言っていました。
(明治大・理工学部合格者の保護者)

毎日、コツコツと勉強する習慣を付けられるようサポートしてあげればよかったです。いざ受験勉強という時に、何から始めればいいかわからず苦労していました。
(茨城大・工学部合格者の保護者)

【2】資格・検定試験にチャレンジするべきだった!

受験勉強が本格化する前の高1・2でやっておきたいこととして、「資格・検定試験」を挙げた大学生保護者もめだちました。

数ある資格・検定の中でも特に「取得しておけばよかった」という声が多かったのは、英語に関するもの。

英語関連の資格を取得しておくと、推薦入試などで出願要件となっていたり、進学後にも単位として認められる場合があったりと、有利にはたらくことがあります。
高3になってから資格・検定試験にチャレンジするとなると、入試対策と並行して進めなければならないため、お子さまの負担が大きいかもしれません。

高3になるまでにどんな資格・検定を取得しておくと有利か、まずは志望大候補の出願要件を確認して、一緒に作戦を立てるとよいでしょう。また、忙しいお子さまに代わって、資格・検定試験の申し込みをしておけば、お子さまも勉強に集中できます。

\体験談/

子どもは高3の7月に英検2級を受検したのですが、ちょうど部活の大会がある時期とも重なり……。共通テストのための勉強もしながらの英語の資格・検定試験対策はとても大変そうで、体調を崩さないかとヒヤヒヤでした。検定試験は高2までに取っておくべきだと痛感!
(広島大・教育学部合格者の保護者)

子どもは数学が得意だったので、推薦入試でのアピール材料になるよう、高3になるまでに数学関連の検定試験受検をすすめておけばよかったです。
(宮崎国際大・教育学部合格者の保護者)

【3】勉強に集中できるよう、スマホのルールを確立すればよかった!

大学生保護者の声として、ふだんの生活に関する内容も多く見られました。
「規則正しい生活を続けるようサポートすればよかった」「メンタルケアに協力すべきだった」などの意見がめだちました。
また、少なからず挙がったのがスマートフォンに関する後悔の声です。

高校の学習は中学と比べて難度が上がるため、予習・復習など自学自習がますます大切になってきます。

SNSや動画視聴などで長時間スマートフォンを触っていると学習時間が削られやすく、勉強の遅れにつながりかねません。

お子さまと話し合って、「勉強中は使わない」「1日1時間まで」などといったルールを決めておくのがおすすめです。それでももし、ルールを破ってしまいそうだったら、テスト期間中は保護者がスマホを預かる、SNSの通知はオフにする、勉強関連以外のアプリに使用制限を付ける、などの対策を考えましょう。

\体験談/

子どもはうまく高校になじむことができず、高1・2の頃はあまり学習に意欲を感じられなかったようです。私がメンタルケアについて学び、もう少し早く手助けできていれば大学受験への取り組み方も違ったかと思います。
(香川大・創造工学部合格者の保護者)

受験生になってもスマホを長時間いじるクセがなかなか抜けず、勉強に対して本気になるのに時間がかかったようです。高1・2のうちから、少しでも長く机に向かえるようスマホを使うルールを決めておけばもっとよかったのでは……と後悔しました
(北海道大・総合入試理系合格者の保護者)

まとめ & 実践 TIPS

今回のアンケートでは、ここまでご紹介してきた以外でも、「受験や進学のための費用をもっと多めに準備しておけばよかった」「進路について早めに話し合うことが必要だった」などさまざまなご意見をいただきました。
ご家庭の状況に合わせて大学生保護者の貴重な声を取り入れながら、お子さまが充実した高校生活を送り、めざす進路へ進めるようバックアップしてあげてください。

第1回の記事はこちら
【体験談】大学生保護者激白!高1・2でしておけばよかったことは?~入試・進路編~

※2023年4月~5月に行った「保護者の方向けアンケート」(3,580人回答)に寄せられた体験談をもとに作成。

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