国内初「国際性×先進性×地域性」でSociety5.0時代に対応する専門職大学【変わる大学】

現在、国ではこれまでの情報社会「Society4.0」に続く、次世代の社会構想として超スマート社会「Society 5.0」(※1)を提唱しています。2021年9月にはデジタル庁(※2)が発足。また、コロナ禍の中で企業や行政、学校等では、急速にDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれ、官民問わずDXへの取り組みが進行しています。

そのような社会状況の中で、デジタルの知識と技術を兼ね備えたデジタル人材はIT業界だけではなく、あらゆる業界で必要とされる時代が訪れています。
そこで今回は、これからの「Society5.0」を見据えて多角的な視野と専門性を持つデジタル人材を育成する新大学として開学した、東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学を紹介します。

この記事のポイント

日本で初めて、工科分野で国に認可を受けた専門職大学

近年、話題になっている専門職大学(※3)をご存じでしょうか。2017年の学校教育法の法改正により創設された、産業界が求める実務教育に重点を置いた新しい大学制度。従来の大学教育では実際の現場で必要とされる実践力や職務遂行能力を身に付けた人材の輩出が難しい現状をふまえ、国際競争も進む中にあって、産業界との連携が強化された大学教育の必要性が高まったのです。(※4)

そのため専門職大学は、長期間の企業実習などにより、職業と直結した実践的な教育環境でプロフェッショナルを育成するカリキュラムが特徴です。

東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学は、日本で初めて認可された工科系専門職大学として2020年4月に東京国際工科専門職大学、2021年4月には、関西初の大阪国際工科専門職大学と東海初の名古屋国際工科専門職大学を開学しました。

いずれの大学もこれからの「Society5.0」時代に必要とされる分野であるAI(人工知能)、IoT(Internet of Things)、ロボット、ゲーム、CG等において「アカデミックな大学教育」と「高度で実践的な実務教育」によって、グローバルに活躍できる人材を育成します。

理論と実践を両立。600時間以上の企業内実習でプロフェッショナルを育成

東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学は、 “Designer in Society(社会とともにあるデザイナー)”を3校共通の理念とし、プロダクトやサービスに留まらず、組織やビジネスモデルなどの仕組みをも新しく設計(デザイン)できる人材の育成をめざす大学です。

専門職大学では理論と実践を両立した学びをコンセプトとしているため、カリキュラムのおおむね1/3以上は実習・実技を行い実践的に学修します。また、卒業までに通算600時間以上の「臨地実務実習(実践的企業内実習)」を行います。さらに、専門性を備えたプロフェッショナルを育成するために、教員の4割以上は企業出身の実務家教員となっています。

2つの学科で「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」を学ぶ

東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学は、工科学部「情報工学科」と「デジタルエンタテインメント学科」の2学科体制で、未来のデジタル人材を育成します。「情報工学科」は、人とITの共創・共生を実現できる高度な実践力を身に付け、グローバルに活躍できるデザインエンジニアを育成。「デジタルエンタテインメント学科」はエンタテインメントの世界にイノベーションを起こすことができる国際的視野を持ったクリエイターを育成します。

情報工学科には、「AI戦略コース」、「IoTシステムコース」、「ロボット開発コース」の3コース、デジタルエンタテインメント学科には、「ゲームプロデュースコース」と「CGアニメーションコース」の2コースを設置。1年次は共通科目を通じて各学科で交流を行い、2年次に各コースを選択します。

また、1年次から専門教育がスタート。同時に社会人として必須となる倫理教育などの基礎教養の他、ビジネスやSDGsなど将来的にリーダーやマネジメントに携わる人材として必要な教養を身に付けていきます。

世界トップクラスの研究者やグローバル企業の実務家など、理論と実践を支える教員陣

東京国際工科専門職大学と大阪国際工科専門職大学には、元東京大学総長の吉川学長が就任。名古屋国際工科専門職大学には、国立大学法人名古屋工業大学の初代学長を務めた松井学長が就任。大阪国際工科専門職大学では、ロボカップ創設者の一人でもあり、元大阪大学教授・元日本ロボット学会会長の浅田副学長が就任しています。日本の大学教育をリードしてきた学長・副学長の経験と人脈等によって、東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学ならではの最先端のカリキュラムが構成されています。

また、世界の科学者トップ2%に選出された教員など、実績の高い研究者が集結。さらに、名だたるグローバル企業出身の実務家教員たちによって、世界基準と未来をふまえたテクノロジーを学ぶことができます。
例えば東京国際工科専門職大学は、IBM、NTT、KDDI、バンダイナムコスタジオ、セガ、NHK、ソニーなど、大阪国際工科専門職大学は、パナソニック、三菱電機、任天堂、カプコン、ドワンゴなど、名古屋国際工科専門職大学は、トヨタ、デンソー、NEC、コナミなどの企業で、最先端のビジネスシーンに携わってきた実務家たちが専任教員として責任ある指導を行う体制になっています。

東京・大阪・名古屋発で、日本のデジタル社会の未来を変えていく

国際性を重視する東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学では、1年次から仕事の実践で役立つ、コミュニケーション力を重視した「使える英語」を学びます。また、グローバルな実務経験を希望する学生には、国内での「臨地実務実習」に加え、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの海外実習先でインターンシップを行う特別プログラムもあります。
例えば提携するスクウェア・エニックス・グループの北米拠点では、ゲーム企画・開発からゲームの海外販売戦略まで体験的に学修することができます。また、東京、大阪、名古屋それぞれの地域性も重視し、地域のグローバル企業や自治体と連携して課題解決に取り組む実習なども数多く計画されているといいます。

このように「国際性×先進性×地域性」を重視し、超スマート社会「Society 5.0」の未来を創造するプロフェッショナルを育成する東京/大阪/名古屋国際工科専門職大学。日本を代表する3つの国際都市で育成されるデジタル人材が、自らの力で自身の未来と日本の未来を切り開いていくことでしょう。

※1 内閣府「Society5.0とは」
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

※2 デジタル庁
https://www.digital.go.jp/

※3 文部科学省 専門職大学・専門職短期大学
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/

※4 経団連の教育問題委員会企画部会での意見交換
https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2016/1124_08.html#tbl

東京国際工科専門職大学(2020年4月開学)
https://www.iput.ac.jp/tokyo

名古屋国際工科専門職大学(2021年4月開学)
https://www.iput.ac.jp/nagoya

大阪国際工科専門職大学(2021年4月開学)
https://www.iput.ac.jp/osaka

本掲載情報は2021年8月時点のものです。
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