【古文の勉強法】古文の苦手が克服できる勉強法

先輩の体験談を参考に、古文の勉強法を変えてみよう

古語は単語の意味が紛らわしくて覚えられないし、人物関係がややこしく、うまく訳すことができない…。
一度、古文を苦手と感じてしまうと、やる気が起きず、なかなか克服できませんよね。合格した先輩たちはどのような勉強法を行っていたのでしょうか。早速見てみましょう。

【先輩体験談】まずは心構えから。古文は日本語ではなく外国語ととらえる

私は古文を勉強する時に「これは日本語じゃない! 外国の言葉だ!」と思うようにしていました。確かに日本語ではあるけれども、今とは違う文法、単語が使われているのが古文。でも、意識的に「これは日本語じゃない」と思うようにすると勉強の進め方って英語と変わらないことがわかりました。

• 早稲田大 A先輩

【先輩体験談】まず特に力を入れるべきは、助動詞の暗記

一番効き目があったのは、助動詞活用表の暗記です。全部で180以上の項目があり、暗記するのは正直しんどかったです。でも、1日1回自己テストをしながら、2週間くらいかけて覚えました。
助動詞は、文の意味を決定する大事な要素ですから、細かく覚えておくことに損はないです!

• 早稲田大 B先輩

【先輩体験談】覚えにくい単語や文法、句法の暗記は、やりやすいタイミングを探るのも手

基本的に古文の単語帳や古典文法の一覧表を見ながら、寝る前、そして起きた後にその語や、意味(助動詞は接続も)を繰り返し口に出して覚えるようにしていました! 個人的には書くより口に出した方が時間もかからなくて覚えやすかったです。

• 北海道大 C先輩

【先輩体験談】英語の暗記だけではない!古文も音読することで、プラスの効果が得られる

私は音読をお勧めします。古文も漢文も今の日本では使わない言語なわけですし、読めないからさらに意味がわからなくてやる気も起きなくなってしまいますよね…。
でも、音読をすることで、古文、漢文のリズムを覚えることができると思います。教科書はもちろん、教材や模試などでもぜひ答え合わせをする時に音読をしてみてください!

• 群馬大 D先輩

【先輩体験談】文章を読む際は全体像を把握することを優先する

古文って見慣れない文章だから細かく訳して理解しようとしてしまいがち。私も細かい部分にこだわりすぎてしまい、点が取れなかったことがありました。
だから、「ざっくりと文章の内容をとらえる練習」を予習の段階で組み込むことにしました。初めて見る文章は最初に全部読み、全体を読んで文章の展開を把握するようにしました。

• 慶應義塾大 E先輩

古文の得点を上げるためには、古語や助動詞の使い方を暗記しなくてはなりません。しかし、ほかの科目に比べると古文の暗記量は実は少ないんです。そして、覚えた分だけ、間違いなく得点に結びつく科目。様々な勉強法を試し、基礎を固めていきましょう。

• (先輩の体験談は進研ゼミ高校講座のQ&Aサイト、『先輩チューター』に寄せられた回答より抜粋)

文/進研ゼミ高校講座 受験情報担当 町田

プロフィール



1969年以降、50年以上にわたり自宅学習用教材として多くの高校生に愛用されている通信教育。
高校別の授業・テスト対策教材や約200大学、9万問の入試分析から生まれた志望大レベル別プランが特徴。
着実に基礎力の積み上げができるテキスト教材、記述力を引き上げる赤ペン先生指導の添削課題、学校の予習復習や暗記の効率化に役立つアプリも魅力。

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