子どもの視野を大きく広げる! 家庭でできる「中学生のキャリア教育」

いつもとは違った体験ができるのが夏休みのよさ。家族で旅行を楽しむなどもいいですが、お子さまの内面を豊かにする「キャリア教育」にご家庭で取り組んでみませんか。時間のある夏休みだからこそ、保護者のかたのちょっとした言葉かけの積み重ねが、お子さまの生きる力の育成につながっていきます。


「生き方」を考えるキャリア教育は家庭でもできる

 「キャリア教育」は、ひと言で言えば「社会の中での自立した生き方を考える教育」です。中学生のお子さまなら、単に高校選びにとどまらず、大学や就職、家庭や地域での生活を、これまでの自分を振り返りながら「これからの社会でどう生きたいか」を考えるものです。

 

今まで自分はどんなものに興味をもってきたか、どんなことにやりがいや楽しさを感じるかを振り返ってみたり、将来学んでみたいことや就きたい仕事、さらに社会の中での自分の役割も考えたりするため、時間をかけてじっくりと、少しずつ積み重ねていく教育と言えます。

 

各学校ではホームールームの時間や総合的な学習の時間などを活用して、それぞれの学校のキャリア教育を行っていますが、ご家庭でもお子さまに対して「これまでの自分」を振り返ったり、「これからの自分」を考えたりする時間を与えることが期待されます。

 

変化の多い現代社会、お子さまが社会に出る頃には、いまある職業のいくつかはなくなっているかもしれませんし、また今は存在しない新しい職業も生まれていることでしょう。そんな中で「これからの自分」を中学生が考えることは不可能だと思われる保護者のかたもいらっしゃるはずです。確かに中学生の今の時点で、将来こうしたいという未来像を描ききることは困難です。

 

しかし、未来像は常に変化するものだからこそ、お子さまが折にふれて自分の生き方を自由に考える習慣を身につけることが大切です。そのためには、一番身近な社会人であり、人生の先輩である保護者のかたのサポートが欠かせません。

 

 

視野を広げて、ときには迷わせることも大切

 中学校では、「これからの自分」を社会のつながりの中で考える場として、職場体験を実施しています。実社会にふれ、働くことの喜びや苦労を知ることは、中学生にとってとても価値ある体験です。しかし、それでも現代の中学生は社会経験が乏しく、「職業といっても限られた職種しか知らない」と感じる中学校教師、高校教師は少なくありません。

 

ご家庭でお子さまと会話するなかで、お子さまが「将来、この職業に就きたい」と夢を語ることがあるかもしれません。それはとてもすばらしいことですが、もしかすると「この職業」くらいしかお子さまがイメージできていないのかもしれません。高校、さらに大学や短大、専門学校などに進んでいけばおのずと将来目指す職業も絞られてくるものですが、中学生の今は大きく夢を描くことが大切です。

 

お子さまがあこがれの職業名を口にしたとき、まずはその気持ちを受け止めて応援したうえで、「仕事の内容は違うけど、こんな職業もおもしろそう」「新聞でこんな仕事が紹介されていたよ。知ってた?」など、お子さまの興味・関心に関連する職業を紹介するなどして、将来に対する視野を広げることが大切です。そして「あれもこれもやってみたい」と迷わせたいものです。中学生の「キャリア教育」は、絞り込んだり、決めたりすること以上に、視野を広げ、迷うことに価値があるのです。

 

 

時間のある夏休みだからいろいろな形で話し合えます

 社会と自分の将来に対する視野を広げ、迷わせるために有効なのが、夏休みだからできる非日常の体験です。ふだんは家庭と学校を往復し、授業と部活動で一生懸命のお子さまに、外の世界をたくさん経験させるチャンスです。自治体や教育機関、博物館や美術館などが行っている中学生向けのイベントに参加するのもおすすめです。

 

しかし、お金と時間をかけなくても、お子さまと一緒に過ごす時間が増える夏休みは、テレビのニュースや新聞記事を題材に、保護者のかたが思ったこと、感じたことを話してあげることでも、お子さまの視野を広げることに十分つながります。その際、「正しいことを言おう」「子どもの知識になることを教えよう」などと気負う必要はありません。むしろお説教や教訓のような言葉よりも、「この事件(事故)はどうすれば防げたのだろうね?」など、保護者のかた自身の社会に対する疑問をお子さまにぶつける方が、お子さまの課題意識を高めることにつながるはずです。

 

お子さまと一緒に過ごす時間がいつもより増える夏休みは、お子さまの前で「社会」への思いをつぶやくことを心がけてみてはいかがでしょうか。それはきっと、お子さまが「どう生きるか」を考える種まきになるはずです。

 

 

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