中学受験を目指す4年生、理科の苦手克服は「実験」と「観察」で
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中学受験を目指すなら、時間に余裕がある4年生のうちに苦手科目をなくしておきたいもの。今回は、単なる丸暗記では克服が難しい理科の勉強法を、中学受験のプロ、森上教育研究所の森上展安氏に伺った。
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4年生の2学期の時点で理科が苦手だなと思ったら、ぜひ実験や自然観察などのフィールドワークを取り入れてください。台所などでできる実験、もののしくみや働きが実感できるちょっとした工作、月や星、自然観察、科学館や博物館の見学もよいですね。フィールドワークといってもどうしたらいいかわからない場合は、知り合いの理系の大学生など、理科が得意なかたに先生役を頼みましょう。楽しみながら実験ができる、サイエンス教室などの利用もおすすめです。
理科は、思い込みをしやすい教科です。月の満ち欠けや星の見え方の理屈など、一度間違った考え方で覚えてしまうと、大人になってもそのままということがよくあります。これは、科学の原理・原則が、感覚的に受け入れやすいものとは限らないため。たとえば「物体の落下速度は、重さによらず一定である」という法則がありますが、ガリレオがピサの斜塔から大小2つの鉛の玉を落とし、落下速度を比べる実験を行うまでは、「重い物のほうが軽い物より速く落ちる」と信じられていました。実験をすることで、法則そのものに納得がいくのですね。
実験では、どんな材料と器具をそろえ、どのような手順で行うかを考える「準備」と、実験結果から結論を導く「考察」の時間も大切。中学受験でも、準備→実験・観察→考察という流れを意識した出題をする学校は多くあります。また、4年生の間にたっぷりと実験・観察を行っておくと、5、6年生以降は本を読んだだけで、「あのことか」とピンとくるようになります。実体験によって、知識が体系的に身に付くのです。理科が苦手なかたこそ、今のうちに実験・観察の「貯金」をしておくことをおすすめします。
出典:理科のニガテ、どう克服する?[中学受験 4年生] -ベネッセ教育情報サイト
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