高2生の保護者、夏休みの三者面談で迫り来る大学受験を実感する。
とある高校で行われた、夏休みの三者面談。その体験を、高校2年生の娘を持つまんが家のおぐらなおみ氏が、リアルに語る。
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先日行われた三者面談の話をします。
2年生になってから初めての面談だったのですが、特に心配事も相談する事もなかったので気楽な感じで学校に赴(おもむ)きました。久しぶりに校舎内に入りましたけど、夏は暑いですね、学校という場所は……。この暑い中、勉強や部活をしている生徒や、指導されている先生がたも大変でしょう。
そして肝心の面談の内容については、学級内でのムスメの様子を教えていただき、私からは家庭内でのムスメの様子を伝え、と去年の面談と同じようなことが行われまして、やれやれ、これで終わりかと思いきや、今年はひと味違いました。そう「具体的な志望校の提示」でございます。
親子の間でなんとなく、ぼんやりとではありますが志望校のことを話す機会はありましてその時は現実感が乏しく、まあ受かればいいね、夢みたいな話だけどね、あはははははー!……などと大笑いしたほどの大学名が書かれており、ちょっと息をのみましたよ、母は。ムスメは本気だったんだな、と今さらながら実感した次第です。
そのとき担任の先生がかけてくださった言葉は、「大きな目標を持った者は、それ相応の大きな努力をしなくてはならない。」というひとことで、これをムスメも私も肝に銘じることにいたしました。大きな努力を。くじけない心を。