中3の夏休み、子どもの学習状況に不満を持つ保護者が3割以上!

中3の夏休み、子どもの学習状況に不満を持つ保護者が3割以上!高校受験を控え中学3年生が、本腰を入れて学習に取り組む夏休み。しかし、子どもの学習への態度に不安を持つ保護者も多いことだろう。Benesse教育情報サイトでは高校生を持つ保護者に「中3の夏休みの学習について」アンケートを実施(アンケート期間:2011/07/06~2011/07/12 投票数1,027人)。高校受験を控える保護者に向け、経験者としての具体的なアドバイスも聞いてみた。

 

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夏休みになると、学校からの課題やふだん通っている塾に加えて、夏期講習などを受講する子どもも多い。家庭外での学習時間を加えると、1日に3時間以上勉強するケースが約半数。しかし、35%の保護者が、子どもの学習状況に「不満」と回答した。その理由を具体的に聞いてみると……。

 

●塾に通い、塾の宿題には取り組んでいましたが、それ以外には勉強していませんでした。自分で課題を見つけて勉強しようとしない子どもの姿勢に、受験生としての自覚が足りないと感じました
●勉強よりも友達と遊ぶことを優先しているように見えました。子どもは夏休み前に部活を引退し、自由な時間が増えたとたん、「遊びたい」という思いを抑えられなくなったようです。その気持ちもわかりますが、「受験生なんだからもっと勉強してよ!」と思いました

 

子どもが机に向かっていても、受験に対する意識の低さに保護者はいらだちを覚えている。では、保護者はどのような心構えで臨めばよいのだろうか。

 

●親子で話し合って、なるべく早く志望校を決めましょう。目標が定まると、勉強に対するお子さんのモチベーションも高まると思います
●学習面では子どもを信頼し、冷静に見守ることが必要。また、体調管理や栄養バランスのとれた食事をつくることなど、学習以外の面でしっかりお子さんをサポートしてあげてください

 

出典:受験の天王山!? 中3の夏休みの過ごし方 -ベネッセ教育情報サイト

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