子どもの教育は家事分担と同じ!? 中学受験にかかわる父親が増加!
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我が子の将来を考えるに当たり、中学受験をするかどうかは保護者にとって悩みどころ。入学後の学費や受験用の塾費用のこと、子どもの心身へのストレス……など、考え出すときりがない。ベネッセ教育研究開発センター主任研究員の樋口健氏が、最近の中学受験事情を解説する。
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中学受験をさせる・させないで保護者が悩む期間も長期化しています。2012年9月にベネッセ教育研究開発センターが、首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の公立小学校3~6年生の子どもを持つ保護者を対象に行った、「中学受験に関する調査」では、小学6年生に近づくにつれ、受験を決断する層は増えていきますが、受験をやめさせようと思ったことが「あった」(「何度もあった」および「時々あった」)と回答した保護者は、中学受験をさせる予定の保護者(6年生)のうち4割強に上ります。
受験をやめさせようと思った理由の上位には、子どものやる気、疲れ、ストレス、生活のゆとりなど、子どもの負担に関することが多く挙がっています。次いで多いのが、塾などの受験準備費用や中学校入学後の授業料など、金銭面の負担です。
一方、今回の調査では、中学受験をさせる家庭の父親は、させない家庭の父親に比べて子どもの学習への関わりが強いという結果も出ています。母親に比べれば関与の度合いは高くはありませんが、家事分担と同じように子どもの教育も分担して行う家庭が、共働き家庭を中心に増えているようです。
このように一家総出で受験に立ち向かっている姿が見えるなか、受験の成果として聞こえてくるのが「子どもとのコミュニケーションが濃密になった」という声です。勉強のこと、将来や進路のこと、社会やニュースについてなど、父子の会話を増やすきっかけに、中学受験を上手くつなげている家庭もあるようです。
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