『これからの幼児教育』 2016年度 春号 【特集】保育の質の向上につながる保護者との関係の在り方を考える

園にとって、保護者が園運営の「パートナー」であるか、「サポーター」であるか、それとも「サービスの利用者」にとどまるかは大きな違いです。園運営のしやすさだけではなく、保育の質の向上にも大きな影響を及ぼすからです。これからの時代に求められる園と保護者の関係の在り方を見つめ直してみましょう。

表紙/裏表紙
神奈川県 認定こども園 ゆうゆうのもり幼保園

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誌面目次 / はじめに

【第1特集】保育の質の向上につながる
保護者との関係の在り方を考える

  • ■インタビュー
    保護者と同じ目線で語り合う姿勢が
    ともに子どもを育てる関係性を育む

     玉川大学教育学部 乳幼児発達学科教授 大豆生田 啓友

    ■事例
    保護者の多様な経験や能力が保育に生かされ、
    園の遊びや生活をより豊かに

     認定こども園 ゆうゆうのもり幼保園(神奈川県・私立)

    ■事例
    遊びの中で探求する子どもの姿を
    ドキュメンテーションにして発信。
    子どもの興味を軸に家庭とつながる

     仁慈保幼園(鳥取県・私立)

    ■インタビュー
    海外の先進事例を参考に
    保護者の参画で保育の質向上を

     日本総合研究所調査部 主任研究員 池本 美香

    ■Q&A
    保護者と良好な関係を築いて、
    ともに子どもを育てるために
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データから見る幼児教育

【第2特集】生涯の学びを支える
「非認知能力」をどう育てるか

前号(2015 年夏号)では、幼児期に育むべき力や姿勢としてOECD(経済協力開発機構)などが提唱する「社会情動的スキル」を特集しました。社会情動的スキルは、日本では「非認知能力(スキル)」と呼ばれ、今後、幼児教育の中で意識的に育成することが求められるようになります。園での保育の中に「非認知能力」を育てる活動をどう取り入れると良いのかを考えてみましょう。

  • ■インタビュー
    支援の「発想」を転換すれば
    日常の遊びや生活の中で十分に育つ

     白梅学園大学 教授 無藤 隆
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※本文中のプロフィールはすべて取材時のものです。
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