2012年の世界各国の大統領選挙などについて知る

親子でやってみよう

家族で模擬投票をしてみよう


政治体制は世界の国によって違います。リーダーにあたる役職も、大統領、首相、国家主席などさまざまです。ロシアのように、大統領以外に首相という役職が設けられている場合もあります。また、中国では共産党の総書記が国家主席を兼ねるなどの例もあり、子どもにとってはなかなか親しみにくいものです。

そこでおすすめしたいのが、各国の大統領選挙などが行われる際、家族でその国の国民になったつもりで、自分なら誰を選ぶかを考え、模擬投票をしてみることです。実際にアメリカの小学校では、大統領選挙の際、学習の一環としてこうした模擬投票が行われています。絵が好きなお子さまなら、ポスターを作るのもよいでしょう。その国の政治体制や国の様子について知り、選挙自体に関心を持つきっかけにもなると期待できます。



もっと知りたい

オバマ大統領の伝記/世界各国の選挙制度を学べる本/選挙についての子ども向けサイト


Webサイト
『オバマ YES WE CAN!』『イラストで学べる選挙制度 第3巻 世界の選挙制度』『センキョこどもサイト』
『オバマ YES WE CAN!』
(ロバータ・エドワーズ著/日当陽子訳/岩崎書店/998円=税込み)
『イラストで学べる選挙制度 第3巻 世界の選挙制度』
(大野一夫編著/汐文社/2100円=税込み)
『センキョこどもサイト』
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/senkyo/kids/index.htm
アフリカ系アメリカ人として初めてアメリカ大統領となったバラク・オバマの伝記。ケニア人の父と白人の母の間に生まれ、差別も受けながら成長し、生活に苦しむ人々を救いたいと考えて政治家を志した彼の人生がわかりやすく描かれています。選挙制度についてイラストでわかりやすく解説する3冊シリーズのうちの1冊。「世界では、どんな選挙をしているの?」「アメリカの大統領はどう選ぶの?」など、疑問に答える形式で、世界の選挙制度について解説してくれます。山口県の選挙管理委員会事務局が提供する、選挙についての子ども向けサイト。選挙制度の移り変わりなどについて解説している他、選挙に関する知識が楽しく学べるクイズ、投票までの流れをアニメで紹介する「投票してみよう」などがあります。

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