岩手県 高校入試制度・出題傾向(平成23年度)
岩手県の公立高校入試制度(平成23年度)
内申書情報 | 一般入学者選抜 | 推薦入学者選抜 |
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一般入学者選抜での内申点は中二と中三の9教科の成績が対象となり、5段階評定が換算される。5教科の評定は中二は2倍して50点満点、中三は4倍して100点満点、実技4教科は中二は3倍して60点満点、中三は6倍して120点満点となり、計330点満点。推薦入学者選抜での内申点の換算方法は高校によって異なる。 | 学力検査(5教科500点満点)、内申書(330点満点)、面接など(70点満点)の計900点満点で、A選考、B選考、C選考の3段階で合否判定が行われる。各段階で、各検査をどの程度重視するかの比率は異なる。小論文・作文や適性検査(実技など)、傾斜配点を実施している高校・学科(コース)もある。 | 多くの高校・学科(コース)で実施している。募集定員は定員の10%以内(体育科、体育コース、体育学系、スポーツ健康科学学系、芸術学系については50%以内)。合否は内申書、志願理由書、面接、さらに高校・学科などによっては、小論文または作文、適性検査などによって判定される。 |
岩手県の公立高校入試傾向(平成23年度)
英語 入試傾向 | 総合的な英語の力が求められるのが特徴! |
大問1~3はリスニング。大問4は文法と語い問題。大問5は対話文読解。大問6・7は長文読解。大問8は語順整序の文法問題。大問9は、和文英訳型の英作文と、自分の意見を述べる英作文が出たよ。大問数は平成22年度と同じだけど、読む分量が90語減ったよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
数学 入試傾向 | あらゆる分野から、10の大問が出題された! |
大問1は小問集合。大問2は関数。大問3は確率。大問4は平面図形と空間図形。大問5は数と式。大問6は三角形の合同を証明する問題。大問7は速さ、時間、道のりに関する問題。大問8は関数と図形の融合問題。大問9は正四角すいに関する問題。大問10は規則性の問題が出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
国語 入試傾向 | 幅広い単元から出題され、読解力が試される! |
大問数は6問。大問1は小説、大問2は説明的文章。大問3は短歌・俳句から詩の問題に変わったよ。大問4は2つのグラフから読み取れることをまとめたり、会話文の内容に合う言葉を記述する問題が出されたんだ。大問5は漢文の書き下し文、大問6は漢字の問題だったよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
理科 入試傾向 | 複数の分野にまたがった融合問題が2問出た! |
大問数は7問で、大問1は小問集合、大問2~5は物化生地から1問ずつ、大問6、7は融合問題が出ていたよ。岩手県は例年、融合問題が出るのが特徴で、大問6では、火成岩のつくりとマグマの冷え方の関係を、化学の再結晶と結びつけて考える問題が出たんだ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
社会 入試傾向 | 3分野で文章記述問題が出題された! |
大問1・3・7は地理、大問2・5は公民、大問4・6は歴史、大問8は融合(地理・歴史)、大問9は3分野融合が出題されたよ。文章記述問題では、指定語句や条件のあるものが出題されたよ。適切な語句で簡潔に文章をまとめる力をつけておこう。 | |
過去3か年はこれが出た! |