群馬県 高校入試制度・出題傾向(平成23年度)

群馬県の公立高校入試制度(平成23年度)

内申書情報後期選抜前期選抜
内申点は中一から中三まで3年間の成績が対象となる。9教科の成績は各学年とも5段階で評価され、中三は12月末までの状況を総合的に判定したものが記入される。内申点と学力検査の比重は、高校によって異なる。

合否の判定は、おもに内申書と学力検査(5教科500点満点)、面接(多くの高校で実施)によって行われる。高校によっては「A選抜」と「B選抜」の2つに分けて行うところもある。傾斜配点を実施している高校・学科(コース)もある。すべての高校で実施。中学校長の推薦が不要なかわりに「志願理由書」を提出する。合否は内申書、面接、作文(小論文)、総合問題、実技検査など、高校が定めた検査の結果を総合して判定される。なお、総合問題は学力を問う内容を含む検査。

群馬県の公立高校入試傾向(平成23年度)

英語
入試傾向
長文読解の出題が全体の約6割をしめる!
大問1~4はリスニング。英文を聞いて、自分の意見を英語で書く問題などが出たよ。大問5・6は対話文読解。大問6には和文英訳問題も含まれていたよ。大問7は短めの対話文中の空らんに自由に英文を補充する形式の英作文問題。大問8は410語程度の長文読解。
過去3か年はこれが出た!
数学
入試傾向
平面図形で証明と途中式を記述する問題が出た!
大問1は計算問題。大問2は平面図形、数と式、関数、確率の問題。大問3はコマを移動させる数と式の文章題。大問4はグラフをかく関数の問題。大問5は平面図形で、証明と途中式も書く線分の長さを求める問題など。大問6は正四角すいの容器に水を入れる空間図形の問題が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
国語
入試傾向
幅広い単元から出題され、記述問題が多い!
大問構成に変化はなかったよ。大問1は説明的文章、大問2は小説、大問3は古文、大問4は漢文からの出題。大問5は漢字の問題と国語知識を問う問題が出されたんだ。大問6は、文章を読んで感じたことや考えたことを書く作文が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
理科
入試傾向
実験観察の問題が中心で、文章記述が多く出た!
大問1・2は小問集合、大問3~6は物化生地から1問ずつの出題。実験観察の問題が中心で、大問3ではオオカナダモの光合成の実験、大問6では滑車を使った仕事の実験が出たよ。また、大問7の寒冷前線通過時の雨の降り方を書く問題など、文章記述問題が多く出るのも特徴だよ。
過去3か年はこれが出た!
社会
入試傾向
3分野ともに、文章記述問題が多く出題される!
大問1は融合(地理・歴史)、大問2・3は地理、大問4は歴史、大問5は融合(歴史・公民)、大問6・7は公民が出題されたよ。3分野ともに、資料を読み取って、理由や特徴などを述べる問題が多く出題されたよ。資料を注意深く読み取り、簡潔に文章にまとめる力をつけておこう。
過去3か年はこれが出た!

子育て・教育Q&A