勉強する場所で効果に差が出る?!自分に合った勉強場所の選び方とは
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勉強の効果を最大化するには、場所選びも重要な要素となります。自分のタイプや勉強内容によって、ふさわしい場所は変わってくるもの。勉強場所も戦略的に選んでいくことが大切です。勉強の効率と効果をUPさせる勉強場所の選び方をご紹介します。
効率の良い勉強には勉強場所選びも大切
勉強場所によって、集中できるときと集中しづらいときがあると感じたことはありませんか? 静かな図書館で勉強すると集中できるという静かに勉強したい派の人もいれば、図書館だと静かすぎるし、周りの様子が気になって落ち着かないからカフェなど雑音がある中で勉強したい派の人もいるでしょう。このように勉強場所は、自分のタイプや、勉強内容によって最適な場所が異なってきます。
また、ずっと同じ場所で勉強し続けていると煮詰まってしまう可能性もあるもの。適宜場所を変えながら、気持ちを切り替えていくというのも勉強の効果をあげるためにはオススメです。
効率の良い勉強のために、勉強方法だけでなく目的や状況に合わせた勉強場所も選んでいくノウハウを身につけていきましょう。
勉強への集中力が続かない原因5つ
勉強の効果をあげるには、集中力を発揮して勉強に取り組むことが必須です。とはいえ、なかなか集中力が続かずに困ってしまうことも多いのではないでしょうか。集中できない理由は、次の5つ。内容をしっかり押さえ、集中できない状況を回避していけるようにしましょう。
1) 誘惑となるものが近くにある環境
スマートフォンやゲーム、漫画などが近くにあると、勉強する手を止めさせる誘惑となってしまいます。つい気になって手を伸ばしてしまう・・・ということにならないよう、視界に入れないといった工夫が必要。誘惑の少ない場所で勉強するのも手です。
2) 勉強時間や目標を決めていない
どのくらいの時間取り組むか、どんな勉強にどこまで取り組むかといった目標を決めていないと、やる気も出づらく、行き当たりばったりな漫然とした取り組みになってしまいます。そのため、集中力も途切れやすくなってしまうでしょう。
3) 自分のタイプや勉強内容に合わない場所で勉強している
どんな場所で集中しやすいかは、タイプによって異なります。静かな環境だと集中しやすい人がカフェなどで勉強しても集中しづらいでしょう。自分のタイプや勉強内容に合わせ場所選びが必須です。
4) 快適な温度でない
暑すぎる、寒すぎるなど快適な温度でないと、不快感から集中することができません。たとえば、冬だからと暖房を強くしすぎるとボーッとして頭が働かなくなったり、眠くなったりもするでしょう。空調や脱ぎ着で調整することが大切です。
5) 適度な休憩を取れていない
だらだだと長時間机に向かっていては、疲労がたまり集中ができなくなるものです。集中力を発揮するためには、休憩も必要。短い休憩を入れながら取り組むほうが、メリハリもついて集中しやすくなります。そのため、休憩を取りやすい場所で学習することも重要です。
自分にあった勉強場所を選ぶコツ
上で紹介した「勉強への集中力が続かない原因5つ」を見てみても、勉強場所選びが集中力を発揮するのに重要であることがわかります。そのため、自分がどんな環境なら集中しやすいかを把握しておくことがポイント。これまでの経験を踏まえ、次の3つの観点から自分の集中しやすい環境をつかむようにしましょう。
勉強場所を選ぶコツ1:静かさ
物音のしない静かな環境、ある程度の雑音がある環境、音楽の有無など、周りの音環境がどのようなときに自分は集中しやすいかを把握しておきましょう。
勉強場所を選ぶコツ2:周りの人の存在
周りに人のいない1人の環境のほうが集中できるか、同じ空間にある程度人がいるほうが集中できるかを把握しておきましょう。人がいるほうが集中できるという場合は、同級生やライバルなど刺激となる人がいいのか、関係のない人がいたほうがいいのかまで考えておきましょう。
勉強場所を選ぶコツ3:リフレッシュの仕方
リフレッシュの仕方によっても場所は変わってきます。仮眠をとるタイプなのか、公園などへの散歩やストレッチをして体を動かすタイプなのか、音楽を聴くタイプなのか、コーヒーを飲んだり何かを食べたりして脳に刺激を与えるタイプなのかなどを把握した上で、適する場所を選ぶのが良いでしょう。
おすすめの勉強場所と注意点
勉強場所になる場は、意外に多いものです。場所ごとにメリット、デメリットを紹介しますので、自分のタイプに合った場所を選ぶ参考にしてみてください。
おすすめ勉強場所1:自分の部屋
メリット
・基本的に1人であるため、他人の目が気にならない。
・慣れた場所なので、落ち着いて取り組める。
・ノートや辞書、教科書、参考書、問題集類も揃っている
・寝っ転がったり、歌ったりと他人の目を気にせずリフレッシュしやすい
デメリット
・スマホや漫画、ゲームなど誘惑が多い
・人の目がないため、寝てしまう危険性もある
・静かで慣れた場所なので、煮詰まりがち
おすすめ勉強場所2:自宅のリビング
メリット
・移動が楽
・家族の目があるため、ほどよい緊張感と雑音があり集中しやすい
・わからないことがあったときに、すぐに家族などに聞きやすい
デメリット
・テレビがついていたり、家族が話しかけてきたり集中しづらいことも
・ダイニングテーブルなど勉強に向かず、肩や腰が凝りやすくなる
おすすめ勉強場所3:図書館や公民館
メリット
・静かで物音が気にならない
・周りの席の学生や大人も集中して勉強や仕事や作業ををしているため、ピアプレッシャーで集中できる
・無料で利用できる
デメリット
・物音を立てづらく、緊張感を覚える
・飲食禁止であることが多く、気軽にリフレッシュしづらい
・施設によっては、スペースが十分でないこともある
おすすめ勉強場所4:学校の教室や塾の自習室
メリット
・勉強に励む仲間やライバルの姿に触発されてモチベーションが上がり、気合も入る
・わからないときにすぐに先生に聞きに行ける
デメリット
・人数が多いと、騒がしくなる危険性もある
・まわりの勉強内容や進捗が気になって焦ることも
おすすめ勉強場所5:カフェやファミレス、喫茶店
メリット
・気分転換となり、のびのび勉強できる
・友達などと相談しながら取り組める
デメリット
・店舗や時間帯によっては、音楽や話し声がうるさいケースもある
・飲食店は飲食が目的のため、長居しづらい
・飲み物などの料金がかかる
おすすめ勉強場所6:カラオケ店
メリット
・個室のため、周囲の目が気にならない
・高校生以上であれば、友達同士で利用するのにも向く
・防音もしっかりしているため、音読や声を出すのにも向く
・リフレッシュしたくなったら歌える
デメリット
・勉強に向かない机・椅子のケースもある
・特殊な環境のため、気になって集中できないことも
・お金がかかる
その他:電車やバスですきま時間の活用も
メリット
・移動のちょっとした時間を有効に使える
デメリット
・騒音が気になる
・混んでいる際は、テキストなど出しづらい
・深い思考が求められるものは向かない
※いずれの勉強場所に関しても新型コロナウイルス禍では十分な対策・注意を払い、勉強場所や勉強の仕方を選ぶようにしましょう。
勉強内容によって勉強場所を変更するのも大切
暗記か読解か問題演習かなど、勉強内容によっても最適な勉強場所は変わってきます。勉強内容別におすすめの場所を紹介しますので、戦略的な場所選びにお役立てください。
問題演習や読解問題は静かに集中できる場所を
思考力や論理的な読み解きが求められるため、ざわざわしたところより、静かに集中できる場所を選びましょう。自室や自習室、図書館などで取り組むのが良いです。
また、テスト本番を想定した実戦形式の問題演習などは、テスト本番に近い環境でやるのがおすすめ。自習室などライバルの存在を感じられる場所が良いでしょう。
暗記事項や知識事項はすきま時間の活用も
暗記学習は、すきま時間をうまく使うことがポイント。電車やバスの移動中や、リビングでお風呂がわくのを待つ時間などを活用するのがおすすめです。
また、知識事項の暗記は深い思考が求められるわけではないので、カフェやファミレスなどでリズム良くやるのも良いでしょう。
音読や発音は自室やリビングで
声を出すことが必要なため、思い切り声を出せるところや、声を出しても迷惑にならないところを選びましょう。自室やリビングはもちろん、番外編としてカラオケの個室を使うのもおすすめです。マイクを使えば、気持ちをアゲることもできるでしょう。
※いずれの勉強場所に関しても新型コロナウイルス禍では十分な対策・注意を払い、勉強場所や勉強の仕方を選ぶようにしましょう。
まとめ & 実践 TIPS
勉強の場所の選択肢は意外と多いものの、ただなんとなく選択していることが多いものです。自分のタイプや勉強内容を踏まえて、最も効果のあがる勉強場所を戦略的に選んでいくようにしましょう。お子さまと一緒にどんなときにどんな場所を使うかというプランを話し合ってみると良いでしょう。
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