ルールはやはり大人から 子どものネット利用を考える
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スマートフォン(スマホ)の急速な普及など、子どもの間における情報化の進展は目を見張るものがある。総務省の調査によると、インターネットを使い始めた時に、保護者に使い方やルールを教えてもらった経験のある子どものほうが、インターネットの活用力が高いということがわかった。このことについて、ベネッセ教育情報サイトでは、教育ジャーナリストの斎藤剛史氏にも教えてもらった。
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調査は、高校1年生約1万3,600人から回答を得ました。スマホの利用時間を見ると、平日は「1〜2時間未満」が28.8%、「2〜3時間未満」が25.1%で、合計すると53.9%の高校生が1日当たり1〜3時間をスマホの利用に充てている計算です。また高校生の1割が、1日5時間以上もスマホを使っていました。さらに休日になると利用時間が増えて、高校生の55.4%が1日3時間以上もスマホを利用しています。休日に5時間以上使うという高校生も2割以上いました。また、スマホの利用時間の6割以上を占めているのが、交流サイトなどのSNSです。
このように、スマホを自在に使いこなす現代の子どもたちに対して、保護者ができることはあまりないと考えている人も少なくないでしょう。しかし、調査と同時に実施したインターネット・リテラシー(活用力)のテスト結果を見ると、インターネットを使い始めた時に、使い方を「保護者」から教わった高校生はテストの正答率が71.1%だったのに対して、それ以外の者に教わった高校生の正答率は6割台にとどまっています。同様に、家庭でスマホやSNSの利用に関するルールがある高校生の正答率は71.2%、家庭のルールがない高校生の正答率は68.9%で、家庭のルールがある高校生のほうが、インターネット活用力が高いこともわかりました。総務省は、「(インターネットの)使い方を保護者に教わった青少年のリテラシーが高いため、家庭においてインターネットの使い方を教える環境づくりが重要」と説明しています。
犯罪などに巻き込まれないようにするためのインターネットの正しい使い方や、インターネットについての高い活用能力などを子どもに身に付けさせるために、家庭において保護者が果たすべき役割は、非常に大きいといえるのではないでしょうか。
出典:ネット活用力の高さは家庭での指導とルールから -ベネッセ教育情報サイト
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