中学生になって始めたいこと、やめたい習慣

部活動や定期テストが始まって、小学生のときよりさらに忙しくなる中学校生活。「部活動と勉強を両立できるかな?」「定期テストって、どんな勉強をすればいいのかな?」など、不安な人もいるでしょう。そこで今回は、充実した中学校生活を過ごすために「始めたいこと」、そして「やめたい習慣」についてご紹介します。


始めたいこと1:1週間の計画を立てよう!

 忙しい中学校生活。家に帰ってくると疲れて、ついダラダラ。気づくと「今日も勉強ができなかった!」ということになってしまいがちです。

 

そんなことにならないように、まずは1週間のスケジュールを書き出してみましょう。寝る時間やお風呂の時間などのほか、部活動が早く終わる日、習い事のある日など、曜日ごとに1日の流れを書き出してみると、いつ、どのくらい空いている時間があるかが明確になってきます。明確になったら、空いている時間に、学習時間や趣味の時間を当てはめていくと、いつ、何をすべきかがわかります。

 

このように、「自分で自分の生活を管理する力を育てること」は、充実した毎日を送るためにはとても大切なこと。意識して、「自分で決めて実行する力」を育てましょう。



始めたいこと2:「毎日ちょこっと復習」を習慣化させよう

 内容が難しくなり、進度も小学校より早くなる中学校の授業。普段の授業でわからないことをそのままにしておくと、気がつくと、その教科に苦手意識を持ってしまうことも。

 

大切なのは、「毎日ちょこっと復習」で、わからないことをそのままにしておかないこと。授業で疑問に思ったことや、わからなかったところはメモをしておき、家でしっかり復習しておきましょう。その日に復習することで、短い時間で学習内容を定着させることができますし、結果的に定期テストの対策にもなります。



始めたいこと3:定期的に生活や勉強法を見直そう!

 1週間の計画は立てたものの「スケジュールをこなせない!」「勉強がはかどらない」ということは、どうしても出てきてしまうもの。1カ月ごとなど定期的に見直して、無理しているところはないか、もっと工夫できるところはないか考えてみましょう。勉強法も、自分に合ったやり方を見つけるまでには試行錯誤が必要。いろいろな人のやり方を参考にして試してみましょう。



やめたい習慣1:朝食抜き、夜更かし!

 「昨日夜更かしをしてしまって朝寝坊! 時間がないから朝ご飯を抜いてしまおう」ということ、続いていませんか? 睡眠不足や、朝食を食べないままでは、授業中集中できず、大切な時間を無駄にしてしまうことになります。授業でも部活動でも、自分の力を100%出せるようにしっかり体調を整えておくことが、中学校生活を充実させるためのポイント。「できていないな」と思う人は、まず、寝る時間と起きる時間を見直してみましょう。



やめたい習慣2:テスト前だけ長時間勉強!

 「勉強するのは、テストの前だけで十分」だと思っていませんか? これでは、出題範囲の広い中学校の定期テストでは、なかなか太刀打ちできません。

 また、テスト前だけの一夜漬け勉強では、テストが終わるとすぐに内容を忘れてしまい、受験勉強のときに「最初からやり直し」になってしまいます。

毎日少しずつ勉強することが、結果的に一番ラクで、成果が残せる勉強法なのです。



やめたい習慣3:部屋の中や机の上が、ゴチャゴチャ!

 部屋の中や机の上が、勉強道具だけでなく部活動で使うもの、自分の趣味のものなどでゴチャゴチャになっていませんか? これでは、勉強をしようと思っても「あれ? ノート、どこにいったかな?」など、探すことに時間を費やしてしまい、やる気がどんどんなくなってしまいます。まずは、部屋をスッキリ整え、「出した物は、もとの位置に戻す」習慣を身につけましょう。



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