夏休みの自由研究 失敗しても反省してやり直せばより深い研究に
お気に入りに登録
たとえば、参考となる本を読んで理科の実験をしてみたはいいが、思うような結果が得られないこともあるだろう。そんなときは、まず、なぜ実験が失敗したか、反省し、さらに、調べ直したことをまとめると、立派な実験記録となる。また、時間があれば、改良したやり方で実験に再度挑戦し、結果を比較検討して表などにまとめると、深みのある調査になる。
***
植物の観察日記でも同様のことがいえる。たとえば、観察していたミニトマトが全滅してしまったら、まず「どこが悪かったのかな」と考え、反省点、次への改良点などを書き出せば、十分、面白い調査に。いくつか反省点が見つかったら、近所のミニトマトが元気に成長している畑、元気のないミニトマトの畑などを観察しに行ってみるのも良いかもしれない。
とにかく、失敗したら、反省して、また仮説を立て直して、再挑戦。こうやって研究が深まっていくもの。失敗バージョンを活用すれば、予定よりずっと面白い自由研究になるので、失敗が功を奏することも少なくない。
みんなが読んでる!おすすめ記事
- 【どうなる?どうする?娘の大学受験】第11回 国立大本番でのハプニング!
- N高ってどんな学校?2万人が学び、急成長する「ネットの学校」はどんな学校なのか
- 大学進学にかかるお金の話…子どもにいつ・どう話せばいい?
- 【どうなる?どうする?娘の大学受験】第6回 併願大、決定!
- まなびのかたち│人は誰もが学びたい、成長したいという欲求を持って生まれてくる NPO法人東京賢治シュタイナー学校
- 教育にかかるお金が大変な時、子どもに伝えるべきこと
- 【どうなる?どうする?娘の大学受験】第12回 合格発表
- まなびのかたち│【 多様な学びを促す学校の“場”づくり】第2回 学びに向かう場づくり
- 親の財布が見える子、見えない子~高校生による進学費用の相談から~