ひんやり爽やか 夏の涼しいおやつ【ドリンク編】

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もうすぐ夏休み。
勉強や部活で忙しい毎日を送っているお子さまも、おうちでゆっくり過ごす時間を楽しみにしているのではないでしょうか?

おうち時間が増える長期休みは、親子のコミュニケーションをとるチャンス。
たくさん会話をしたり、いつもと違うことに挑戦したりするのも良い思い出になります。

そこで今回は、親子で一緒に楽しめる夏にぴったりな「涼しいおやつ」レシピを2つご紹介します。
どちらも火を使わずに作ることができる簡単レシピです。

シュワシュワ!炭酸ゼリードリンク

最初にご紹介するレシピは、市販の炭酸ジュースを使用した爽やかなゼリードリンク。

ゼリーは冷やし固めるまで時間がかかるイメージを持たれるかたが多いと思います。
とはいえ、お子さまは「作ったらすぐ食べたい」ですよね。

じつはある裏技を使うと、あっという間にゼリーを固めることができます。

ゼラチンの性質を利用した、作り始めから15分で完成するシュワシュワゼリーレシピをご紹介します。

【材料】
・お好みのソーダ飲料(砂糖入り・常温のもの) 200ml
・ゼラチン 大さじ1(5g)
・砂糖 小さじ2(9g)
・氷 6~7こ

【つくり方】
1. 500mlの計量カップに、ソーダ飲料の半量(100ml)を入れる。
ソーダ飲料は常温のものを使用してください。

2. ゼラチンをソーダ飲料にふり入れ、スプーンで軽くかき混ぜる。

3. 600Wの電子レンジで40秒加熱し、混ぜてゼラチンを溶かす。砂糖も加える。

4. 残りのソーダ飲料100mlを加え、砂糖が溶けるまで混ぜ合わせる。

5. グラスに氷を入れ、ゼラチンを混ぜたソーダ飲料を静かに注ぐ。混ぜずにそのまま10分ほど待つ。

グラスの中でゼリー状に固まったら完成です。

ぷるぷるシュワシュワ食感のゼリーは爽やかで蒸し暑い日にぴったり。

ジュース単体で飲むよりボリューム感があり、小腹がすいた時や気分転換したい時にもおすすめです。

好みに合わせてストローでクラッシュさせて飲んでください。

ゼラチンは人肌以上の温度で液体に溶けだし、20℃以下で固まり始めます。
氷を加えて一気に冷やすことで固まる時間を短縮しています。

短い時間で固めるので炭酸も抜けにくく、口の中ではじけるような刺激が楽しめますよ。

おうちでカフェ気分!ひんやりほうじ茶ラテ

次にご紹介するレシピは、近年人気のほうじ茶を使ったカフェ風ドリンクレシピ。

【材料】
・ほうじ茶ティーバッグ2こ
・砂糖 大さじ1
・牛乳 70ml
(豆乳など他のミルクでも代用できます)
・熱湯 100ml
・氷 6~7こ

・バニラアイス お好みで
・飾り用チェリー お好みで

【つくり方】
1. 計量カップにほうじ茶ティーバッグ2つ入れ、熱湯100mlを注いで5分蒸らす。
濃く抽出するのがポイントです。

2. 大きめのグラスに牛乳を注ぎ、砂糖を入れてよく混ぜる。

3. 牛乳に氷を入れる。

4. グラスにほうじ茶を静かに注ぐ。グラスが温度差で割れるのを防ぐため、金属製のスプーンをグラスに差し込んでおくと安心です。

5. お好みでアイスクリームや飾り用チェリーをのせて完成です。

砂糖を溶かした牛乳は、ほうじ茶に比べて比重が大きくなるので下に沈みます。
上からほうじ茶を注ぐと比重の差で牛乳と混ざらず、キレイな2層に分かれます。

上手に作るコツは、ほうじ茶をゆっくり注ぎ入れること。
甘味料の種類によって比重が異なるので、グラニュー糖、上白糖、はちみつなどいろいろな甘味料で試してみるのも楽しいですね。

カフェインが気になるかたや小さなお子さまには、麦茶で代用することもできます。

黒蜜やきな粉を追加すると、和菓子のようなスイーツドリンクに。
お子さまの好みに合わせてアレンジを加えてみてください。

まとめ & 実践 TIPS

今回は、夏休みに親子で一緒に楽しめる【夏の涼しいおやつ】を2つご紹介しました。

長い夏休み期間ですが、旅行やレジャーに行くのは難しいと感じるかたもいらっしゃるでしょう。
たとえ特別な場所に行かなくても、親子で過ごした楽しい時間はお子さまの記憶に残るはずです。

おうちでの食体験を通じてお子さまの興味や関心を引き出し、楽しい思い出をつくってあげられたらよいですね。

プロフィール

とみ(パティシエ)

大阪あべの辻製菓専門学校卒。
インスタグラムを中心に、ヘルシーな低糖質レシピを提案。
フジテレビ『めざましテレビ』出演のほか、ウェブメディアへのレシピ提供など幅広く活動。
3児の母。
https://www.instagram.com/tomi_recipe
インスタグラム:@tomi_recipe

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