小学生の整理整頓 成功に導く3つの「するだけ」

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小学生のお子さまに整理整頓を促しても、なかなかすぐに片付かないのではないでしょうか。「何度言っても散らかってしまう」「片づけるように言ってもやり方が分かっていない」と悩んでいませんか? 今回は小学生のお子さまの整理整頓について、簡単な3つのポイントをお伝えします。

この記事のポイント

入れるだけ収納

お子さまの整理整頓は、単純なほどやりやすくなります。大きなものや学用品は、入れるだけのボックスを利用しましょう。ランドセルは大きくて重いので、キャスター付きのワゴンやカラーボックスなど高さのあるものに入れるのがおすすめです。毎日使うものなので、出し入れしやすいと片付けられるようになりますよ。

机の上に置いてある鉛筆などの文房具は、鉛筆立てにひとまとめにしましょう。よく使う文房具は、入れるだけ収納がおすすめです。必要なものはすぐに取り出せた方が勉強しやすいですし、鉛筆立てに入れるだけで机の上が片付きます。

また保護者向けのプリントや提出物も、書類ケースに入れてもらいましょう。兄弟姉妹がいる場合も、一つの書類ケースでOKです。とりあえず出してもらう・保護者が目を通すことが目的なので、リビングや机の上などに置いておきましょう。

  • ランドセルはワゴンなど高さのあるものに入れる
  • よく使う文房具は鉛筆立てにまとめる
  • プリント類は書類ケースに出してもらう

分けるだけ収納

細かいものや散らばると困るものは、分けて収納しましょう。高学年になると、教科ごとの持ち物が多くなります。本棚や書類ケースを使って、教科ごとに分けて収納するのがおすすめです。翌日の準備をするときには、忘れ物がしにくくなるメリットもあります。

学習机の引き出しの中も、分けるだけ収納がおすすめです。細かいものはバラバラになり、紛失しやすくなります。鉛筆や消しゴムのストックは、小分けできるボックスに入れておきましょう。「消しゴムのストックはあったかな?」と分からなくなると、ストックがあるのに買うことになってしまいます。

三角定規やコンパス・分度器などのたまにしか使わない文房具も小分けして入れておきましょう。長く使わずしまってあるものは、引き出しの中で紛失していることもあるのではないでしょうか。小分けボックスに入れておくと定位置ができるので、使いたいときに見つけやすくなりますよ。

  • 教科ごとに分けて収納する
  • 文房具のストックは小分けする
  • あまり使わないものは紛失防止に

掛けるだけ収納

上着や帽子は、掛けるだけの収納がおすすめです。掛ける収納には、突っ張り棒やS字フックが便利です。突っ張り棒でお子さまが上着を掛けやすいように高さ調節をして、上着を掛けやすくしてあげましょう。

学用品はひとまとめにしておくと、あちこち探す手間が省けます。S字フックに帽子やリュックサック・習い事用のバッグなどを掛けるのに使いましょう。お子さま用のハンガーラックを準備したり、突っ張り棒とS字フックを組み合わせたりして収納場所を作ってあげてくださいね。

  • S字フックや突っ張り棒を活用
  • 掛けられる高さに調節する
  • 学用品はひとまとめにする

まとめ & 実践 TIPS

小学生のお子さまの整理整頓は、手軽でかんたんなほど成功しやすくなります。「入れるだけ収納」と「分けるだけ収納」「掛けるだけ収納」を活用して、お子さまの片付けの習慣付けに役立ててくださいね。

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