高校合同説明会参加のコツ「保護者はしゃべりすぎないこと」と専門家
高校受験を控える中学3年生を対象にした「高校合同説明会」が、全国で開催されている。志望校を絞り込むにはまだ時間がある今、我が子に合う学校を見つけるために積極的に活用したい。ベネッセ教育情報サイトでは、高校合同説明会の上手な参加のしかたについて、安田教育研究所の安田理氏にアドバイスをもらった。
合同説明会には、各都道府県の私学協会が主催するもの、塾団体主催のもの、地域の公立高校と私立高校が合同で行うものなど、さまざまな種類があります。数多くの高校がブースを出し、質問に応じてくれる合同説明会は、まだ見ぬ志望校を発見するのに格好の場といえます。
参加校の多い大規模な合同説明会では、事前に下調べをして、ブースを訪れる学校を絞り込んでおきましょう。その学校の受験案内やホームページを見て、じかに質問したいことをノートに書き出しておくとよいですね。
子どもと一緒に参加するなら、できるだけ子どもに主導権を持たせましょう。保護者のかたが先生に熱心に質問していて、隣で子どもが黙って下を向いている……。合同説明会では、こんな光景をよく見かけます。「志望校を選び、受験するのは自分だ」という自覚を促すためにも、保護者のかたはあまりしゃべりすぎないこと。子どもの質問が終わって聞き足りないところを追加で聞くくらいのつもりでいてください。
質問に答える側からいいますと、子どもの学年や性別、居住地などの基本情報や、学校の特色など特に聞きたいポイントについて、先に教えていただくと説明しやすくなります。先生がたは、自分の学校のよさを伝えようと、一生懸命説明されると思います。せっかく現場の先生にじかに質問できるわけですから、資料を見ればわかる進学実績などの数値的なことより、そこでの学校生活がイメージできるような「質」的なこと、校風や雰囲気が我が子に合っているかどうかの手がかりをつかむことが大切です。
出典:高校合同説明会の上手な参加のしかた 目的は「まだ見ぬ志望校」の発見[高校受験] -ベネッセ教育情報サイト
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