ハイハイはいつから? 保護者の心がまえとサポートのコツ

  • 育児・子育て

時期になっても赤ちゃんがなかなかハイハイをしないと、発達が心配になってしまいがちです。「周りの赤ちゃんはみんなしている」「ハイハイの練習はしたほうがいいの?」と悩んでいませんか? 今回はハイハイをしない赤ちゃんのサポートと、保護者の心がまえについてお伝えします。

この記事のポイント

ハイハイが始まる時期と前兆

ハイハイは生後8か月を過ぎた頃から始まるといわれています。一人座りができるようになる生後7か月以降がハイハイに移行していく目安です。座っているときに前後左右にゆらゆらと動くようになると、ハイハイの動作が備わってきたといえます。

さらに頭を床に付けるような動作や、おしりを持ち上げるような動作もハイハイを始める前の目安です。月齢で見ると厚生労働省の調査で「生後9~10か月未満の乳児のおよそ90%以上がハイハイできるようになる」という結果が出ています。

一人座りができるかどうか、座っているときに動きがあるかをチェックしてください。赤ちゃんによっては前兆がない場合や、ハイハイを飛ばしてつかまり立ちをすることもあります。

ハイハイをしない原因

生後9か月になっても、ハイハイをしない赤ちゃんもいます。保護者にとってはどうしてしないのか心配になるでしょう。考えられる原因としてハイハイをする筋力が備わっていない、ハイハイをする意欲がないなどがあります。

赤ちゃんは気まぐれなので、明確な原因がないのにハイハイをしないこともあります。ただし股関節の脱臼には注意しましょう。動きが不自然などで心配なときは、小児科を受診してください。

ハイハイの練習は赤ちゃんと楽しんで

赤ちゃんのハイハイは個人差があるので、無理に練習をする必要はありません。気になる場合は、遊びを取り入れながら楽しく練習してくださいね。赤ちゃんの前で手拍子を叩き、呼んであげましょう。おもちゃで前に進む意欲を高めるのもおすすめです。

もし後ろへ進んでしまう場合は、手足を動かすタイミングが掴めていないことも考えられます。しばらく経っても改善しないときは、小児科で相談してみてください。

ハイハイができないからといって、保護者が悩みすぎるのは良くありません。周りの赤ちゃんができていても、同じ時期にできるとは限りません。個人差があるので、最初はやさしく見守りましょう。

まとめ & 実践 TIPS

赤ちゃんがハイハイをしないと心配になってしまいますよね。「ハイハイは生後9か月以降から」「原因はさまざま」「赤ちゃんと楽しみながら練習する」ということを理解しておきましょう。個人差が大きいので、最初は赤ちゃんを優しく見守ってください。心配なときは小児科を受診して、保護者のかたもストレスを溜めないようにしてくださいね。

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