赤ちゃんが夜すぐに起きてしまう…重要なのは「お昼寝リズム」
- 育児・子育て
赤ちゃんが夜すぐに起きてしまうという保護者のかたは、「どうして寝てくれないのだろうか」と悩んでいませんか。そんなときは「お昼寝リズム」や、生活習慣などを改めて見直してみると、起きてしまう原因が見つかるかもしれません。一緒に確認してみましょう。
夜眠りの浅い赤ちゃんはお昼寝が原因?
赤ちゃんが夜しっかり寝てくれると、育児疲れも少しは軽減されるかもしれませんが、夜寝かしつけてもすぐに起きてしまうと本当に辛いですよね。
お昼寝時間が長いと、赤ちゃんはどうしても夜の眠りが浅くなり、起きてしまう傾向にあります。かといって、お昼寝をしないでずっと起きていることもできません。
夜、赤ちゃんがしっかり寝てくれるようになるには、お昼寝の時間を短くするほかに、着ている洋服や布団、室温、おむつなど、実は意外なところにも原因があります。
夜寝ている間に、赤ちゃんは大量の汗をかきます。一生懸命寝ている証拠でもありますが、汗で洋服が濡れると、気持ちが悪く、体温が下がるせいで、眠りが浅くなります。
寝るときは着せすぎに注意をしなくてはいけません。ほかにも、おむつが蒸れて気持ちが悪い、布団が暑い、肌がかぶれているなど、赤ちゃんが体に何かしらの不快を感じているときは、起きる確率が高いです。
お昼寝リズムを整える前に、赤ちゃんの肌トラブルや、身の回りの環境を整えてみましょう。細かいところを改善するだけで、赤ちゃんは夜しっかり眠れるようになりますよ。
お昼寝リズムは赤ちゃんの健康にも影響する
生後半年ぐらいから、赤ちゃんは段々と生活リズムがつくようになります。この頃から身につくようになるのが、お昼寝リズムです。お昼寝の時間と回数を減らすだけで、夜は起きずに朝まで寝てくれるようになります。夜起きないでしっかり寝てくれる、夜寝る時間が大体決まってくる、これだけで保護者の気持ちは少しだけ楽になるでしょう。お昼寝リズムをつけることで、保護者の寝不足などの体調不良も少し改善されると共に、赤ちゃん自身、生活リズムが身につくことで、体力がつき、体内の免疫力も高くなります。免疫力が高くなると、風邪や肌トラブルを起こしにくい体になります。
決まった時間に寝てくれる生活は、赤ちゃんの健康はもちろんのこと、発育にも良い影響を与えます。育児が少しでも楽になるように、お昼寝の時間を決めて、生活リズムを整えてみましょう。
お昼寝リズムを身につけて夜もぐっすり
夜同じ時間に入眠して、朝決まった時間に起きてくれると、昼間の明るい時間に、赤ちゃんと一緒にできることがたくさんあります。新生児の頃と違って、寝るのが仕事だった赤ちゃんも、成長するにつれて、昼と夜の違いを知るようになります。
お昼寝リズムを身につけるには、赤ちゃんもお母さんも、根気が必要です。最初は、お昼寝時間を短くされてしまって、機嫌が悪くなるかもしれません。ですが、繰り返し決まった時間にお昼寝をやめさせるうちに、必ず身につきますので頑張ってみましょう。
最初からお昼寝を1回にするのではなく、午前中に1回と昼食後に1回、どちらも2時間以内に終わらせるくらいで始めていきましょう。段々と回数を減らしていく方が、赤ちゃんも不機嫌にならずに、お昼寝リズムを身につけられます。
お昼寝以外の時間は、頭や体を使って、思いっきり遊び、お昼寝で体を休ませてあげましょう。短い時間であれば、体力がすべて回復することはないので、夜も早く寝てしまいます。寝ることは、体力を回復させるために必要な時間です。夜は長い時間しっかり眠れるリズムができれば、赤ちゃんもストレスなく、次の日を迎えることができるのです。
お昼寝は、体力がつくまでは続きます。気持ちよさそうに寝ていると、起こすのがかわいそうになってしまいますが、優しく抱っこしたり、足の裏や手のひらをくすぐったりするのは、寝ている赤ちゃんを起こすのに効果的です。
まとめ & 実践 TIPS
寝る環境を整え、お昼寝リズムを身につけるだけで、赤ちゃんにとてもいい影響を与えます。赤ちゃんがお昼寝をする際は、保護者のかたも一緒にのんびりしましょう。
赤ちゃんと同じで、日々の育児に疲れている保護者のかたも体力回復が大切です。
- 育児・子育て