イヤイヤ期はいつまで続く? 子どもの大切な成長過程を息抜きしながら見守ろう
- 育児・子育て
イヤイヤ期を迎えると、なんでも「自分でやる!」とか「イヤ!」と主張したり、急にかんしゃくを起こしたりといった対応に困る子どもの言動が増え、この状況がずっと続くのではと心配になることもあるでしょう。イヤイヤ期がいつまで続くのか、また少しでも楽に乗り切るためにはどうすればよいのかをご紹介します。
この記事のポイント
イヤイヤ期の期間には個人差がある
1歳半ごろになると自我が芽生え、なんでも自分でやってみたいという感情が表れてきます。自己主張も強くなり、欲求が叶わないと泣いたりかんしゃくを起こしたりする場面も見られるようになります。これがイヤイヤ期の始まりです。
イヤイヤ期はおおむね2歳ごろにピークを迎えますが、待つことや守ることができるようになる3~4歳ごろには落ち着くといわれています。しかし体の成長に個人差があるように、イヤイヤ期の期間にも個人差があり、5~6歳ごろになってもまだイヤイヤ期が終わっていないと感じられることもあるのです。
- 1歳半ごろから自我が芽生える
- イヤイヤ期のピークはおおむね2歳ごろ
- 多くの場合は3~4歳ごろには落ち着く
イヤイヤ期はこどもにとって大切な成長過程
自己主張が強くなったりできないことにイライラして怒りだしたりする子どもの言動に、はじめのうちは戸惑う保護者のかたも少なくありません。まだうまくできないことでも自分でやりたいという気持ちが強くなり手伝われることを嫌がったり、自分の主張を受け入れて欲しくて素直に話が聞けなかったりすることもあるでしょう。
しかしイヤイヤ期は自我や自立心が芽生えた証拠であり、子どもにとっては健全な心を育むための成長過程です。徐々に感情をコントロールする力を育み、我慢することや相手の気持ちを思いやる気持ちが養われていきます。
- イヤイヤ期は自我や自立心が芽生えた証拠
- 健全な心を育むための成長過程
- 感情をコントロールする力を育む
息抜きしながら乗り切ろう
イヤイヤ期の子どもは甘えたい気持ちからイヤイヤすることも多いので、子どもの気持ちを受け止めてようと頑張る保護者も少なくありません。しかし子どもの言動をすべて受け止めるというのは、大変ですね。
自分で納得するまで好きなようにやらせてみたり、ほかのことに注意をそらしてみたりすることで子どもの気持ちが落ち着くこともありますよ。また子どもは「できた」という達成感を味わうことで満足感を得られることもあります。
気持ちや時間に余裕がないと、子どもの気持ちを受け止めることが難しいと感じることがあるかもしれませんね。時間に余裕を持って行動したり、ママのリフレッシュ時間を確保して息抜きしたりすることで、イヤイヤ期を乗り切りましょう。
- 子どもの言動をすべて受け止めるのは大変
- 達成感を味わうことで満足できることもある
- リフレッシュ時間を確保して息抜きしよう
まとめ & 実践 TIPS
イヤイヤ期の期間の長さや落ち着く時期には個人差があります。しかしある程度の年齢になれば成長した子どもの姿を見ることができるでしょう。この時期の子どもとの接し方に悩む保護者は少なくありませんが、子どもが健全な心を育むために必要な成長過程ということを心の片隅に置いておくことで、気持ちが少し楽になるかもしれませんね。
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