「夜寝かせる」より「朝起こす」とイイ!朝起きられない幼児期の睡眠を改善する方法

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「子どもが朝なかなか起きなくて困っている」というかたも多いでしょう。保育園や幼稚園の登園時間に間に合わないと、余計に焦ってしまいますよね。「早寝早起き」が大切だというけれど、一度乱れてしまった生活習慣を変えるのはなかなか難しいもの。そんなときに試してほしい方法を紹介します。

この記事のポイント

一番大事なのは「生活習慣」

早く起きるためには、まず生活習慣を整えることが大切です。夜寝るのが遅ければ、朝起きられなくても仕方ありませんよね。それ以外にも、夕食の時間が遅かったり、夕方に昼寝をしていたりする場合も、睡眠に悪影響が出ることがあります。

仕事が忙しく、夕食やお風呂の時間がどうしても遅くなってしまうことはあるでしょう。時々であればすぐに立て直すことができますが、毎日だと難しくなります。「小学生になってから直せばいい」と思っていると、後悔することも。保育園・幼稚園の頃から生活リズムを整えていく方が、結果的に楽になることが多いです。

乱れた生活習慣は「朝早く起こす」ことでリセット

すでに生活習慣が乱れてしまっていると、改善するのはなかなか難しいもの。そんなときは「朝早く起こす」ことを心がけてみましょう。「寝かせる」ことを頑張るのではなく、「起こす」ことを頑張るという、逆転の発想です。

たとえば、子どもが夜11時くらいに寝たとします。その場合も、朝は7時前に起こしてみましょう。睡眠時間は足りないので、なかなか起きないかもしれません。それでもなんとか起こして、朝日を浴びさせて、目を覚ましてあげます。こうすることで、夜が来る頃には疲れて眠ってくれるようになるでしょう。そうしたら成功!これを続けていきましょう。

「寝ない子どもを寝かせる」のと、「起きない子どもを起こす」のとでは、どちらが楽だと感じますか?おそらく「後者」というかたが多いのではないでしょうか。

イライラしながら寝かし付けるのは、時間もかかりますし疲労も溜まります。でも、朝起こすのは短時間。ご飯や遊びなど、これから起きる楽しいことに気持ちを向けられるのも良いところです。

無理やり起こすのはちょっとかわいそうな気もしますが、生活リズムが整えば楽になります。なるべく早い段階で、悪い習慣をリセットしましょう。

いっぱい遊んで昼寝もしよう

天気が悪く家にこもった日は、なかなか寝てくれませんよね。しっかり眠るには、生活習慣を整えるのと同時に、体を動かすことも大切。日中は、お散歩をしたり公園に行ったりしていっぱい遊びましょう。

また、「夜寝なくなるから昼寝はさせない」というかたもいるでしょう。実は、そうとも限りません。適度に昼寝をした方が、夜もぐっすり眠ってくれることが多いからです。

年齢や発達の状況にもよるので、全員に当てはまるわけではありません。ただ、まだ昼寝をしたがるお子さまの場合は、しっかり寝かせてあげた方がいいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

乱れた生活習慣を直すのは大変ですが、放っておくともっと負担になってしまう可能性があります。早いうちに改善した方が、子どもも大人も楽です。


なかなかリズムが整わなくて困っているかた、ぜひ「朝早く起こす」ことを試してみてください。それと合わせて、生活全般を少しずつ見直していきましょう。

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