子どもが家でダラダラ……親がどうすればメリハリのある生活になる?
- 育児・子育て
お休みだからといって子どもが家でダラダラ……、子どもが家にいると親のやるべきことも増えて、ついイライラしてしまいますよね。
「せっかくのお休みだから、家でのんびりしてほしい」と思う反面、「もう少しメリハリの効いた生活はできないのか」と、悩みも増えてしまいます。
学校のときと同じくらいにきちんとした生活を送るためのアイデアや、親のイライラを和らげる考え方を紹介します。
ガミガミ叱るのはNG!自己肯定感が下がってしまうことも?!
ダラダラしている子どもを見ていると、つい叱ってしまいますよね。保護者のかたが「そんなことをしていて、困るのは未来のあなたなのよ」と言いたくなる気持ちはわかります。でも、口に出すのはちょっと待ってください。
子どものダメなところを指摘して叱ると、お子さまの自己肯定感が下がることにつながってしまう場合もあります。そのことが原因で、お子さまが「私は何をしてもダメだ」と考えるようになってしまっては大変ですよね。
お子さまの態度について怒るのではなく、メリハリのある生活ができない原因に目を向けてみましょう。
メリハリのある生活をさせる5つのアイデア
子どもにメリハリのある生活をさせる工夫にはこんなものがあります。
・長期休みの前に時間割を決める
・大人もメリハリのある生活をする
・やるべきことをリストアップする
・できたことはきちんと褒める
・家事も役割分担を決めて仕事にする
「そんなことで?」と思われるかもしれませんが、これらは大人も意識的に努力しながら実践していることではないでしょうか。子ども自身に、その日にやるべきことを考えさせ、時間割にその予定を書き込ませ、時間割を意識しながら生活させていくのはなかなか大変なことですが、親子で過ごす時間が多い休みの日などには、上記のアイデアの中の1つでもよいので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
心穏やかになんて無理!親のイライラ解消法
メリハリのある生活をするアイデアを実践しても、全ての家庭でうまくいくわけではないでしょう。メリハリのある生活を送るためにあれこれ工夫してみたのに、変わらずダラダラしている子どもを目にすると、保護者の方はイライラが募ってしまいそうです。
そんなときは、「子どもはそういうもの」と考え、「ここまでやってくれれば大丈夫」という最低ラインを決めてみるのはいかがでしょうか。そのイライラの原因は、本当に子どもによるものだけなのか、いま一度考えてみましょう。もし、子どもがダラダラすることで、保護者がやりたいことを我慢している場合は、子どもに「お母さんは、やりたいことがあるから協力してくれるかな? 1時間くらい静かに過ごしていてくれると助かるんだけど……」などと提案してみましょう。
まとめ & 実践 TIPS
大切な我が子だからこそ、子どもの将来のことを思って、つい叱ってしまうこともあるでしょう。もし、感情に任せて怒ったり叱ったりしてしまいそうになったときは、ちょっと深呼吸して、気持ちを落ち着かせましょう。
メリハリの効いた生活をしたほうがよいことは、お子さま自身も心の中ではわかっているのです。とはいっても、まだ子どもですので、言ってもすぐにはできないこともあるでしょう。保護者のかたは、工夫できることは実践しつつ、ある程度は諦めて、あまり厳しくしすぎないことも大切です。日々の生活のなかで、たまってしまうストレスは上手に発散し、お子さまのことを温かい目で見守りながら、親子で楽しく過ごしていきたいものですね。
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