洗濯しても抜けない“染みついた汗臭”は、熱湯洗いで解決!

中高生は新陳代謝が激しいので、汗を大量にかくのが当たり前。特に運動部のお子さまがいるご家庭は、「汗のニオイが染みついた体操着をどうするか」が悩みのひとつになっているのではないでしょうか。今回の記事では、そんな悩みを手軽に解決する洗濯法「熱湯洗い」についてご紹介します。

衣服に汗のニオイが染みついてしまう原因は?

そもそも汗にニオイはありません。衣服についた汗のニオイの原因は雑菌によるものです。衣服についた汗に皮脂やアカが混ざり合って雑菌が発生し、それがニオイのもとになっているのです。雑菌は高温多湿を好むので夏場は特に注意が必要です。本来ならば、雑菌が繁殖しないうちに素早く洗濯してしまうのがよいのですが、実際はなかなかそうもいきませんよね。

一度、衣服にニオイがついてしまうと、普通に洗っただけでは落ちてくれません。ニオイの原因となっている雑菌を殺す必要があります。そして、この雑菌を退治するのに効果があるのが、手軽にできる「熱湯洗い」なのです。

「熱湯洗い」の具体的なやり方は?

それでは、「熱湯洗い」のやり方を見ていきましょう。用意するのは「たらい(バケツ)」「熱めのお湯(50度くらい)」です。

まず、たらいに熱めのお湯を注ぎ、体操着を浸しましょう。お湯だけでもよいのですが、ニオイとともに汚れも落としやすくしたい場合は、この時に洗剤を入れて軽くもみ洗いしてもよいでしょう。そのまま20~30分つけおきしたら洗濯機に入れ、いつも通り洗濯します。「熱湯洗い」は通常の洗濯をする前の、下準備だと考えましょう。このひと手間をかけることで、ニオイを効果的に落とすことができるのです。

お湯で洗濯する時の注意点は?

熱湯洗いでは、雑菌を退治するために熱めのお湯を使いますが、温度が高いほど色落ちもしやすくなります。体操着以外の色柄物を洗濯する場合は注意が必要です。
また、節水のためにお風呂の残り湯を洗濯に使っているかたもいるかもしれませんが、雑菌が好む温度は20~40度で、皮脂やアカが含まれているお風呂の残り湯は雑菌が繁殖しやすい環境です。熱湯洗いをした衣服の洗濯には、残り湯を使わないようにしましょう。
熱でニオイの元の雑菌を消滅させる「熱湯洗い」、一度試してみてはいかがでしょうか。

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