ダンス ステップアップ上達法 ~基本的なリズムで踊ってみよう~

体育の授業でダンスが必修になりましたが、うまく踊れず悩んでいるお子さまも多いのではないでしょうか。ダンスは全身を使って行う、リズム感や表現力を養うのに最適な運動です。リズムのとり方やステップのしくみなど、難しそうに思えるかもしれませんが、基本のステップをマスターすれば、誰でも踊れるようになります。6種類のステップの組み合わせで格好よくダンスできる方法をご紹介します。
教えてくれるのは、子どもから大人まで幅広くダンスの指導を行い、子どもたちの発達に合わせたキッズダンスプログラムの作成にも携わっている、引間美帆先生です。

ステップを組み合わせ、メリハリを付けて踊ろう!

6種類のステップ(ダウンサイド・ダウンウォーク・ダウンターン・アップサイド、アップウォーク・アップターン)を応用して踊ってみましょう。ダウンとアップのリズムを取りながらしっかりと音を聴き、ウォークとターンを入れ、ステップの区別が付くように気を付けながら踊ります。

ダンスの構成例

ここでは、下記の振り付けをご紹介します。ぜひ親子で練習してみてください。

1. 右からダウンサイドを4回
2. 右へダウンウォーク → 指をさすポーズ
3. 左からダウンサイドを4回
4. 左へダウンウォーク→指をさすポーズ
5. 右にダウンターン→好きなポーズ
6. 左へダウンターン→好きなポーズ
7. 前に向かってダウンターンをし、右足から後ろへ下がる
8. 右からアップサイドを4回(手も一緒に動かしてみましょう)
9. 右へアップウォーク → 指をさすポーズ
10. 左からアップサイドを4回
11. 左へアップウォーク → 指をさすポーズ
12. 右へアップターン → 好きなポーズ
13. 右へアップターン → 好きなポーズ
14. そのまま前に向かってアップターン
15. 右足から下がる
16. 速いテンポで右からダウンサイドを8回
17. アップサイドを8回
18. ポーズ

6種類のステップをマスターすれば、組み合わせていろいろなダンスを楽しめます。

アレンジしてもっとかっこよく踊ってみよう ~拍子でリズムを意識的に

基本のステップをマスターしたら、さらに格好よく踊れるコツを覚えましょう。ちょっとしたアレンジで、自分のダンスが完成します。

たとえば、ダウンのリズムで踊りながら、アップのリズムで手拍子してみましょう。手拍子を入れるとリズムにメリハリが付き、格好よく見えます。反対に、アップのリズムで踊る時は、手拍子でダウンのリズムをとってみましょう。手拍子をすることで、ダンスの動きが大きくなり、迫力が出ます。

手拍子でリズムを刻んでいるうちに、アップとダウンのリズムに意識的になります。リズムが身に付くと「踊れた」と感じることができ、自信にもつながります。ぜひ、挑戦してみましょう。

ダンスには、ほかにもさまざまなステップがありますが、すべて基本は同じです。少しずつ練習して、ステップアップしていきましょう。また、ダンスは大人でも子どもでも楽しめますから、親子で練習するのもおすすめです。


  • <動画>ダンス ステップアップ上達法【STEP5】~基本的なリズムで踊ってみよう~

プロフィール


引間美帆

テーマパークでのダンサー経験を持ち、現在は有名タレントの振り付けや、子どもから大人までの幅広いダンス指導を行っている。また、フィットネスジムや学校で、子どもたちの発達に合わせたキッズダンスプログラムの作成にも携わる。誰でも格好よく踊れるダンス方法の伝授や、子どもたちにダンスの楽しさを教える普及活動にも力を入れている。

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