未就学だからこそやらせたい! 幼児の習い事とは?
トップアスリートの活躍や若い世代の音楽家たちの活躍が際立つ中、子どもの将来のためを思って習い事をさせたい親御さんは多いのではないでしょうか? 多様な習い事が増えて、個性的な子どもたちがたくさん育っているようです。勉強をするにはまだ早すぎる未就学のお子さまに何を習わせたいと思っているのか、アンケートをとってみました。
習い事の定番! 「スイミング」がダントツのトップ!
【質問】
未就学の子どもに勉強以外の習い事をさせるなら、どのような習い事をしますか?
【回答数】
スイミング:37%、ピアノ:17%、音楽教室:8%、習字:8%、体操教室:7%、ダンス:7%、サッカー:4%、野球:3%、芸術教室:3%、その他:6%
アンケートの結果、いちばん多いのは「スイミング」でした。
・スイミングは、全身運動で体力作りにはとてもいいと思います。(30代/女性/パートアルバイト)
・体力をつけるのにはスイミングがいちばんかと思っています。将来大人になったときにも泳げないと困ることが多くなるため、やはり子どものうちから習わせたいと思っています。(40代/女性/専業主婦)
・スイミングは、小学校に入学すると体育の授業であるので、小さい頃から水に慣れさせておくべきだと思います。また、体力をつけるためにもよいかと。(30代/女性/専業主婦)
・早いうちから水に慣れさせておきたいです。命にかかわることだから、自分の力で早く泳げるようになってほしいと思っています。(40代/女性/専業主婦)
トップアスリートをめざして! というよりは、体力作りや将来泳げた方が何かといいとか、小学校の授業のための準備とかというかたが多い結果となりました。全身を使う有酸素運動であるスイミングは何より健康にいいととらえているかたも多く見られました。水に対する抵抗が少ないといわれる小さいうちから自然に水に慣れて泳げるようになってほしいという親の願いが込められているのではないでしょうか。
「ピアノ」や「音楽教室」、「習字」も人気!
アンケートの結果、次に多かったのが「ピアノ」で、次いで「音楽教室」と「習字」が同率でした。
・指先を動かす、考える、覚える、音感などさまざまなとことから自分らしさを表現できて習っていて損はないと思う。(30代/女性/パートアルバイト)
・音楽の感性、人としての情緒、練習での忍耐、指先を駆使することによる知能の向上、礼儀作法など、小さいうちでなければなかなか身につけられないものを未就学の子どもに習得させるのに適した習い事であるので、ピアノを習わせたいです。(60代/男性/契約派遣社員)
・音楽の楽しさを知ってほしい。学校に行くようになれば勉強中心となるので、情操教育として習わせたいです。(40代/女性/会社員)
・習字を習わせたいです。自分がもっと字がきれいならよかったのにと思ったことがあるからです。(20代/女性/専業主婦)
昔からの習い事の定番であるピアノはやはり人気の習い事のようです。音楽を楽しむという意味で音楽教室も人気があることから、親は子どもに小さいうちから音楽に親しんでほしいと思っている様子がうかがえました。字をきれいに書けるようにしたいという願いを込めて書道を習わせたい、体を動かすことの大切さを学んでほしいということから体操教室やダンス、サッカーや野球も人気の高い習い事であることがうかがえました。
未就学のうちに好きなことを見つけておきたい!
学校に行くようになると時間の制約があったり勉強を第一にしなければいけなかったりすることから、皆さん未就学のうちの習い事にはとても関心があるようでした。将来の職業や名声に結びつけるよりも、体を動かすことや音楽を楽しむということを身につけてほしい、字がきれいだと将来便利という、主に日常生活を豊かにしてあげたいという親心がかいま見えました。小さいうちに得意なことを見つけてあげたいという親御さんの気持ちが伝わってくるアンケートでした。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2016年01月05日~2016年01月19日
■調査手法:Webアンケート
■有効回答数:100サンプル