8割以上の子どもが出す年賀状、相手はどんな人?
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いよいよ暮れも押し迫り、大人にとっては年賀状の準備に気をもむ時期。LINEをはじめとするSNSが主なコミュニケーションツールとなっている昨今、子どもたちにとって年賀状はどのような存在なのだろうか? ベネッセ教育情報サイトでは、小・中学生の子どもを持つサイトメンバーを対象に、年賀状についてアンケート調査を行った。(アンケート期間2014年11月/回答者数521人)
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まず、子どもが年賀状を出しているかどうか、そしてその理由を尋ねました。アンケート結果では、8割以上が「出した」と回答。その理由として、「本人が出したいと言ったから」が5割を超えていることから、子どもは義務感で年賀状を出しているわけではなさそうです。
しかも、「イラストを描くのが好きなので毎年楽しそうに仕上げています」「絵を描くのが好きで、毎年時間をかけて、一人ひとりに違うデザインのものを作成している」といった声もあり、年賀状を作ることに喜びを感じているケースが多いようです。
年賀状を出す相手について尋ねたところ、学校の友人が9割近くを占めました。続いて担任の先生が6割を超えていますが、注目したいのが、普段の生活ではあまり出会うことのない「以前の担任の先生」にも出している子どもが3割以上いることです。「以前の担任の先生に出し続けるのは迷惑になるのでは?」と心配する保護者もいるようですが、お世話になった恩師の先生に継続して近況を知らせたい、という気持ちで送り続けている子どももいることでしょう。
【出した相手を教えてください(複数回答)】
アンケートの中には、年賀状を「気持ちを込めてあいさつできるものだと思ってほしい」というコメントもありました。年賀状はあくまでもお互いの親交を深めることが目的であり、相手にもその意図が伝わるような年賀状にすることが大切と、子どもにきちんと伝えてあげるとよいでしょう。
出典:7割以上の子どもが年賀状を出す パソコン利用が約半分 -ベネッセ教育情報サイト
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