どう選べばいいの？ ベビーカーの種類と特徴について

ベビーカーにはさまざまな種類があります。使用する期間や重視するポイントを踏まえて、最適なものを選びたいですね。主なベビーカーのタイプとその特徴について、まとめてみました。

赤ちゃんの乗り心地を考えるなら「Ａ型」がおすすめ

「Ａ型」ベビーカーには、リクライニング機能が150度以上の生後1ヵ月頃から使用できるタイプと、130度以上の生後4ヵ月頃から使用できるタイプがあります。生後1ヵ月頃から使えるものは、フラットに近い状態で寝かせられるので、赤ちゃんに負担がかかりにくいのが特徴。また、「Ａ型」ベビーカーは、ハンドル切り替えで赤ちゃんとおうちのかたが向き合える「対面式」と、赤ちゃんが進行方向を向く「背面式」を選べる両対面式が一般的です。多機能で、衝撃や振動を吸収するしっかりとした構造のものが多いため、重量感があり、価格は高額なものも。赤ちゃんの乗り心地にこだわりたいかたにおすすめです。

「Ｂ型」は移動や持ち運びに便利

おすわりができる生後7ヵ月頃から使用できるのが、「Ｂ型」ベビーカー。折りたたみ機能があるものが多く、「Ａ型」に比べて軽量でコンパクトなのが特徴です。公共交通機関や階段などのある場所を頻繁に利用するかたにおすすめ。リクライニング機能がないものも多いですが、シンプルな構造で、価格はその分リーズナブルに。移動時や持ち運びの便利さを重視したいかたは、「Ｂ型」がいいでしょう。

リーズナブルな価格がうれしい「バギー」

近年、人気を集めているのが「Ｂ型」よりさらに軽量でコンパクトな「バギー」と呼ばれるベビーカー。生後7ヵ月頃から使用できるものが主流です。「Ａ型」「Ｂ型」と区分されているものとは異なり、製品安全協会の安全基準（ＳＧ基準）を満たしていないため、長時間使用するのには向いていません。コンパクトで収納しやすく、価格がリーズナブルなのはうれしいですね。

いかがでしたか？ ご家族に合ったベビーカーがあれば、赤ちゃんとの行動範囲が広がりそうですね。どうしても迷って決められない場合には、レンタルなどで試してみてもいいかもしれません。