実りの秋、子どもに新たに挑戦させたい習い事は?

スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋など、人それぞれいろいろな秋の過し方を楽しまれていることでしょう。子どもにとっては、暑すぎず、寒くもなく、勉強にも精が出る季節といえそうです。夏休みの体験を踏まえて、新たにチャレンジしたい、させたいことが出てくる時期かもしれませんね。アンケートで、保護者のかたにお子さまに新たに挑戦させたい習い事について聞いてみました。


子どもに新たにさせたい習い事、1位はスポーツ

 子どもに新たにさせたい習い事の1位は、水泳、サッカー、野球、武道などのスポーツでした。実際、スポーツをさせることにはメリットがいろいろあります。
たとえば、基礎体力の向上。スポーツで体を動かすことで、心肺機能の向上や、体力がつきます。これにより病気にかかりにくくなる、風邪をひきにくくなるといわれています。さらに、スポーツをすることで、スポーツ神経だけでなく、脳も活性化します。とくに運動によって刺激される小脳は、理系、芸術系の神経もつかさどっているため、小脳が発達することで、それらの才能が伸びるということがわかっているとか。

 

また体をしっかりと動かすことで、ストレスの解消、ストレスの耐性も高まるといわれています。心と体を育ててくれるスポーツは保護者としてはぜひさせたいという気持ちはとてもよく理解できますよね。

 

2番目に多かったのが、塾、英会話、そろばんなどの勉強です。英会話については、早くから習得しておくと、将来の学習に役立ちそうですね。

 

 


習い事を通して養ってほしい力は?

 アンケートでは、お子さまに新たにさせたい習い事を通して、何を身につけてもらいたいかについてもうかがいました。
もっとも多かった回答は、「知識・経験」でした。子どもに限りませんが、人はいろんな体験をすることで、知識や経験を積み重ねていきます。知識や経験は、世の中を生き抜くために欠かせないスキルでもあります。また知識や経験があることで、考える力も養うことができ、それは日々の学習にも活かされるはず。

 

またフリーコメントでは「協調性」という回答も。これもうまく世の中を生き抜くためには大事な力ですよね。
ただ習い事をさせる、というのではなく、それをすることで、どんなことが育めるのか、というところも習い事をさせるときに考えるといいのかもしれませんね。

 

 


保護者のかたに聞いた この秋から、何か新しく学ぶ予定はありますか?

 保護者のかたにご自身の習い事について聞いてみました。
まず、「何か新しく学ぶ予定はありますか?」については、大半のかたが「いいえ」と回答。ご回答いただいた中には、子育て世代が多いと思うので、自分のことより子育てに注力されている結果かもしれませんね。

 

しかし、「新たに学ぶ機会があるとしたら、どんなことを学びたいですか」についての回答では、1位は「外国語」でした。英会話をはじめ、スペイン語、中国語、フランス語など、外国語を学びたいと思っているかたはとても多いようです。
また、ギターやバイオリン、ピアノなどの音楽系、ベリーダンスやフラメンコ、ポールダンスなど踊り系も少なくありませんでした。

 

その他、プログラミングなどIT系をはじめ、ファイナンシャルプランナーや法律、医療、介護などの「資格」という回答も。大人になると実用的な習い事が数多くなるのは否めません。

 

経験と知識を得ることで自分を磨くことができます。つねにチャレンジ精神を持って前に進める、そんな人生を目指したいものです。この秋、子どもとともに保護者のかたも新しいことに挑戦できるといいですね! 

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年8月24日〜2015年9月7日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:2,223名

 

 


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