鬼はホワイトボードに、豆のかわりにマシュマロ!? 近ごろの節分はこんなにユニーク
ベネッセ教育情報サイトでは、年少~小学生の子どもを持つ保護者を対象に、「節分の過ごし方」についてのオンラインアンケートを実施した。節分といえば「豆まき」が行事の代表格だが、いまどきの家庭ではどのように行われているのだろうか(調査期間2014年2月/回答者数521名)。
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豆まきというと、面などをかぶり鬼に扮(ふん)した保護者に向かって、子どもが「鬼は~外~!」と豆を投げる様子が目に浮かびますが、実際にはどうなのでしょうか。鬼の役をする家族がいるか伺ったところ、「いる」という回答は半分を割る結果に。
【図 豆をまく時に、鬼の役をするご家族はいますか?】
「豆をまく時間には父が会社から帰宅してなく、母は鬼役をやりたくないので……」など、鬼役をする家族が少ないのも、いろいろと事情があってのことのようです。また、現代の風潮なのか、こちらのような意見もありました。
●昨年からはホワイトボードに赤鬼と青鬼を描き、それに向かって息子が豆を投げるようになった
●マシュマロも投げる
●豆のほかにチョコやあめやラムネ、ビスケット、おせんべいなどを一緒にまく
マシュマロは「魔よけ」というイメージとは多少異なるような気がしますが、片付けを見越しての保護者の「秘策」のようです。
また、全国的に定番となりつつある「恵方巻き」はスーパーで購入する、という回答が最も多く、5割近くを占めるという結果になりました。「関東の出身なので、子どものころから恵方巻きの習慣はなく、最近の普及には違和感が……」など、手軽に全国で楽しめるようになった「恵方巻き」ですが、伝統的な行事であることもあり、保護者の感じ方もさまざまのようです。いずれにせよ、行事の目的は家族の健康と幸せを祈るためのもの、それぞれの家庭ならではの「節分」を楽しんでみてもよいのではないでしょうか。
出典:豆まき、恵方巻きは約7割の家庭が実施 節分の行事 -ベネッセ教育情報サイト