クリスマスプレゼントに迷っているかたへ!おもちゃの選び方(1歳児編)
1~2歳の子どもがいる520人のママにアンケートを実施したところ、おもちゃ選びの経験として多いのは「すぐに飽きた」というものでした。「赤ちゃんの時はもっと遊べていた...」という方も多いようです。実は、お子さまの成長とおもちゃ選びには密接な関係があるようです。
1歳児の発達段階
遊びながら成長していく1歳児の頃は、おもちゃが成長をサポートしてくれます。1歳児の発達段階は、特徴として、次の3つがポイントです。
【特徴1】好き・嫌いが出始める
お子さまの中で自我が芽生え、「好き・嫌い」が見られるようになります。自分の気に入ったものならばおもちゃでなくても遊びますが、いくら大人が気にいっても、本人が気にいらないと見向きもしないこともあります。
【特徴2】ワンパターンだと飽きてしまう
昨日できなかったことが今日できるようになるなど、成長が著しい時期です。そのため、ワンパターンなおもちゃ遊びにはすぐに飽きてしまいます。好奇心がいっぱいなので、いろいろな遊びをしたいと思っています。
【特徴3】動きを予測しづらい
0歳児の時と同様に、1歳児の行動も活発で、なんでも手にとって口に入れたり投げたりします。しかし、やはり力のコントロールは苦手なため、おもちゃを乱暴に扱うこともあります。
以上の特徴を踏まえ、1歳のお子さまには、次のような遊びやおもちゃを選んであげましょう。
子どもの「好き」を追求してあげる
大人の「好き」と子どもの「好き」は思っている以上に違うものです。大人が知っていることでも、お子さまがまだ理解していなかったり、かわいく見えても興味を持ちにくかったりします。そのため、お子さま目線でおもちゃを選んであげることが大切です。
1歳の頃は、知っているもの、見たことがあるものを見つけるとうれしくなるものです。普段から触れている動物・乗り物・食べ物などが題材となったものがおすすめです。また、赤、青、黄色などのわかりやすい色や、音や光で興味が持てるおもちゃを楽しいと感じてくれます。
一つでたくさんの遊び方がある
好奇心いっぱいの1歳児には、遊びの幅が広がるおもちゃがおすすめです。同じおもちゃでも、自分のしたことに対する反応があるもの、もしくは、遊びの種類を変えられるもの、五感を刺激できるものなどを選んであげれば、ワンパターンにならず、飽きずに夢中で遊んでくれます。
1歳の遊び方に合った素材・形・設計
「できないこと」があると飽きてしまうのが1歳児。手にピッタリあったサイズのものや、少しの力で遊べるものがおすすめです。また、0歳児と同様、言葉では言い聞かせるのがまだ難しい時期ですから、安全性は十分に配慮しましょう。