堅実派が多数!? 中学生が将来なりたい職業とは
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ベネッセ教育情報サイトでは、中学生の子どもを持つ保護者を対象に、「お子さまには将来なりたい職業はあるようですか? どのような?」の内容でオンライン投票を行った(投票期間:2014年2月上旬、投票数936)。まだまだ夢いっぱいなのか、厳しい社会を理解して現実になっているのか。最近の中学生の胸の内は?
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「将来なりたい職業がある」という中学生は6割超だった(たくさんある1.0%+いくつかある18.3%+ある41.6%)。気になるその職業を具体的に見ていこう。
●学校の先生や保育士です
●放送委員会にずっと入っているせいか、アナウンサーに興味が出てきたようです
●中学生になってからは、現実的に医者とか弁護士とか言い始めました
●環境に関わる仕事に興味があるようです
●自分でプログラムを組む勉強をしています
●夢に向かって高校受験をがんばっています
おなじみの「プロ野球選手」や「サッカー選手」などの答えもあったが、多くは実務を目指しているようだ。「医師」「薬剤師」「看護師」などの医療系や、「教師」「保育士」などの答えも目立った。また、時代性を表してか、プログラマーなどのIT関連職という回答も目立った。「たくさんあってころころ変わる」中学生がいる一方で、「そのためにまずは高校受験!」という堅実派も少なくないようだ。
「将来なりたい職業はない」は「ほとんどない(11.6%)」と「ない(12.8%)」を合わせて、2割強だった。
●理科の実験が好きなのですが、まだ職業には結びついていないようです
●高校入試の面接用に将来の進路も考えていますが、具体的にはまだ決まっていません
●まだまだ何ができるかわからないようです
●どんな仕事があるのか、なれるのか、モヤッとした感じです
まだ決まっていない中学生の多くは、どんな職業があるのかわからず、模索している状態のようだ。これも職業が多様化した現代の特徴といえるだろう。しかし、見ている保護者としてはそんな子どもの様子が心配なようだ。中学生になって会話が減り「子どもが将来就きたい職業がわからない」保護者も14.7%に上った。
とはいえまだまだ中学生、これから世の中にどのような役割を果たすのかをじっくり考え、自分の希望する職業をしっかりと見極めてほしいものだ。
出典:【中学生】お子さまには将来なりたい職業はあるようですか? どのような? -ベネッセ教育情報サイト
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