「鶏の唐揚げ」を運動会のお弁当に おいしく見栄えよくするコツは?
秋の運動会シーズンが近い。子どもたちにとって、運動会で食べるお弁当の味は格別だろう。保護者も我が子が喜ぶ顔を楽しみに、大好きなおかず入りのおいしいお弁当を用意したいのでは?そこで、2児の母である料理研究家の浜田陽子氏に、子どもたちに人気の「鶏の唐揚げ」を、よりおいしく、見栄えよく仕上げるコツを聞いた。
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鶏の唐揚げのおいしさを左右するのは、ズバリ揚げ方です。レシピどおりに下味を付けても、揚げ方がよくないと、まったく別物になってしまうことも少なくありません。揚げ方のポイントをおさらいしましょう。
(1)鶏肉を入れる温度を見極める
揚げる油は、揚げ物用鍋の深さ半分くらいが適量。唐揚げに適した温度は中温の180度、温度計がない場合は少量の衣を油の中に落としてみましょう。衣が油の深さの半分ぐらいまで沈み、浮き上がってくる程度が中温です。
(2)鶏肉をひっくり返すのは2回だけ
最大のポイントはお肉をひっくり返す回数を最小限にすること。1回目にひっくり返すのは、お肉の下面がカリッとしたらです。それまでは動かしたりせず、じっくり待ちましょう。両面カリッとしたら、最後にもう一回ひっくり返して表面の余分な水分を飛ばし完成です。
飾り付けも、一人用のお弁当なら、バーベキュー風にピックに刺してはいかがでしょうか。また、プチトマトやズッキーニ、あるいはそらまめなどを合わせると、彩りもきれいで栄養バランスもよいですね。幼児には、あえてお肉を最後に刺すようにしてみましょう。お野菜も残さず食べてくれるはずです!
お肉をガツンと食べたい中高生には、唐揚げを中央に入れて、まわりにおにぎりを入れてもかわいいですね。同じおかずでも、盛り付けをひと工夫すれば、運動会の特別感を演出できます。
出典:大好き定番おかずをさらにおいしく! 運動会お弁当 鶏の唐揚げ編 -ベネッセ教育情報サイト