夏休みの自由研究にも!? 動物園新発見クイズに親子でチャレンジ
夏休みに家族で出かける場所として、人気の高い動物園。訪れる前に、親子で動物の生態についてのクイズに挑戦してみよう。回答を確かめるために観察しながら動物園を回れば、夏休みの自由研究としての学習も進みそうだ。
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【Q1】日本の夏の暑さ、動物園のペンギンは大丈夫?
A 冷房のきいた部屋が必要
B 外にいても大丈夫
答え:B
<解説>
南極大陸で繁殖するのはコウテイペンギンとアデリーペンギンだけ。日本の動物園・水族館で多く飼われているフンボルトペンギンやケープペンギンは温帯のペンギンで、生息地の夏は日本と同じくらいの暑さになるので外にいても大丈夫なのです。ただし、イワトビペンギンやキングペンギンは、南極周辺の島などに生息するため、夏の間は冷房のきいた室内で飼育するケースが多いようです。
【Q2】いちばん長生きする動物は何?
A ツルの仲間
B カメの仲間
答え:B
<解説>
「鶴は千年、亀は万年」というように、ツルとカメは長生きです。ソデグロヅルで61歳、アルダブラゾウガメで152歳まで生きた記録があります。これらは「長寿記録」であって「平均寿命」ではありませんが、ペットショップで売っているカメでも30~50年生きることがあります。飼う時は30年以上飼い続けられるかを考える必要があります。
【Q3】ジャイアントパンダは,なぜオスとメスがバラバラに飼育されているの?
A もともと、群れを作らず単独で暮らす動物だから
B 運動場を分けて、できるだけたくさんのお客さんに見てもらうため
答え:A
<解説>
ジャイアントパンダは単独生活をする動物で、オスとメスが一緒に過ごすのは年にほんの数日の繁殖期だけ。それ以外は1頭で行動するのが普通で、自分のテリトリー内に他のパンダがいると、ケンカになることもあります。トラも単独生活をする動物で、動物園でも広い運動場に1頭だけしかいないのが普通です。同じネコ科でもライオンは群れを作るので、何頭も一緒に飼うことができます。