中3生のかた必見! 部活引退→受験勉強スタート時にまずやるべきこと
最後まで部活をがんばってきた中3のみなさんの中には、これから本格的な受験勉強をスタートさせるにあたって、不安を感じている人もいるかもしれません。でも、これまで部活に注いできたエネルギーを勉強にぶつければきっと合格に近づけるはずです。今回の記事では、部活引退後にまずやるべきことをご紹介します。ぜひ参考にしてください!
【やるべきこと1】目標(=志望校)をはっきり決める
部活を引退したら、まずやるべきこと。それは、志望校をはっきり決めることです。「どうしてもこの高校に進学したい」という強い気持ちがあれば、勉強に行きづまったときでも、モチベーションをキープできます。反対に目標が定まっていなければ、勉強計画を立てることすらできません。まだ、志望校があやふやだという人は、ぜひ部活引退を機に志望校をはっきりさせましょう。
志望校を決めるときは、「どうして自分はその高校に行きたいのか」まできちんと考えましょう。自分の成績と受験難易度だけで決めてしまうと、ちょっと成績が伸び悩んだだけで志望校のランクを下げてしまいがち…。反対に「あの高校に入学して○○部でがんばりたい」「自由な校風の高校で、友達をたくさんつくりたい」など、どんなふうに高校生活を送りたいかイメージできていれば、つらいときでもがんばれるはずです。具体的なイメージを持つためにも、先生や実際にその高校に通う先輩から聞いた話を参考にしたり、実際に自分の目で確かめたりしながら志望校を決めましょう。
【やるべきこと2】自分に合った勉強スタイルを探す
部活を引退すると家で勉強できる時間が急に増えます。時間をどう使ってよいか、とまどってしまう人もいるでしょう。定期テスト対策とは違って、受験勉強は長期間続くものですから、自分に合った勉強スタイルを見つけることが大切です。「自分が集中して勉強できる時間はどれくらいか」「どれくらい休憩を取れば、気分転換できるのか」「どこで勉強したらはかどるのか(自宅/図書館/塾の自習室など)」「どの時間帯だと頭がさえるのか(早朝か夜か)」など、いろいろと試して自分に合った時間の使い方、勉強のやり方を見つけるようにしましょう。
【やるべきこと3】苦手を少しでもなくすために、総復習からスタート!
勉強に関しては中1、中2で習った範囲の総復習からスタートさせるのが基本です。総復習から始める理由は、これまで習った範囲で「忘れてしまっていること」や「あやふやな知識」をなくすため。高校受験の場合は5科目の成績をバランスよくアップさせることが大切ですから、特に苦手な教科から優先的に取り組むとよいでしょう。苦手科目の勉強は気が進まないものですが、「好きな科目を少し勉強してから、苦手科目に取り組む」など、工夫しながらがんばりましょう。
総復習は、基本問題が載っている薄い問題集を用意して、全部の範囲をひととおり解くというやり方がおすすめです。「よくわからないな」と感じた単元は、教科書や参考書などを使ってしっかり理解を深めるようにしましょう。部活を思い出してみても、練習でできなかったことは試合でもできなかったはず。受験本番で結果を出すために、基礎問題をおろそかにせず、確実にできる問題を増やしていくようにがんばりましょう。