予備校生の日常は誘惑だらけ? 母が娘の毎日を語り尽くす
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マンガ家のおぐらなおみ氏の長女が、高校卒業後、大学受験のための予備校に通い始めてしばらくたった。慣れる一方で、ストレスもたまり始める時期だ。ベネッセ教育情報サイトがおぐら氏に近況を聞いたところ、「毎日誘惑されているらしい」との返答が。誘惑とはどういうことなのか、詳しく伺った。
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予備校には高校生活のような期待をしてはおりません、とか言っていたムスメも友達がいなかったり、楽しい行事がなかったり、ましてや大した息抜きもなく勉強漬けの毎日、あっという間にストレスがたまってきたようです。
ムスメのストレス指数は部屋の散らかり加減でわかります。通常営業でしたらスッカーンと整理整頓されているのに、いつのまにやらどんよりしている。人目につかない押入れの奥の奥でも、「こういうところが乱れていると負のオーラに支配される。」と、まるで夢見がちなライトノベルのようなことを言いつつ、スッコーンと整えていたムスメの部屋なのに。
どんよりした部屋でどんよりしているムスメを見ているのは、なかなか疲れるものです。
こういうことは去年もあったな。こういう時、親が何を言ってもダメだったな。さすが受験生の母親経験者であるところのワタクシ、今年はまだまだ余裕があります。
しかしながら、「毎日の誘惑に負けてしまいそうな自分がいやなんだよ……。」というムスメからの意外な言葉にはちょっとドキッとしました。
毎日の……誘惑……だと!?
ムスメがそんなものと戦っていたとは知りませんで、私は少々焦りました。九州から関東に引っ越してきた時にも、それほど大きな動揺もなかったように見えたムスメが!
ぬううう、それが本当だったら対策をとらなければならないのでは?いやいや、それは過保護というもので、自分で解決してこそではないのか?
よくよく聞いてみれば、帰り道の「いいニオイ」が耐え難い誘惑ということで、ギャフーンなわけですが、とりあえず、目の前に迫った誘惑にも負けずにいられたのは、再度の受験に対する自信になった……、などというのは野暮なことでしょうね。
いや、別にそれくらいの誘惑ならば負けたっていいじゃないの。負けるが勝ちともいうことですし、週に何回かは負けておいで。その際に、ぜひとも母のためにレバー(たれ)を何本か買ってきてくれやしないか。
で、そのあと部屋でも片付けてスッキリ気分で生活しましょうよ。
出典:誘惑に負けそうな自分が怖い、なう。[大学受験] -ベネッセ教育情報サイト
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