大学入試でも求められる!社会を生き抜くために必要な3つのチカラとは?
グローバル化、ITなど様々な社会の変化に応じて、大学入試で求められる力は日々刻々と変わっています。世界はますます近くなり、近未来社会がどのような姿になっていくか誰も予測はつきません。
そんな社会を生き抜く子どもたちに、今どんな力が求められているのでしょうか?
■1:自ら問題を見つけ、解決するチカラ
大量の情報があふれ、様々な問題が複雑に絡み合っている現代社会。
これからの社会を生き抜いていくためには、自分の頭で考え、問題を整理し、答えを見つけ出していく力が不可欠です。実際、大学でもこのような問題設定・解決能力がますます重視されており、カリキュラムの充実を図るところも増えています。
この力をつけるためには、従来のように知識を覚え、状況に応じて活用していく「知識習得型」の学習では不十分。自ら問題点を見つけ、課題を設定し、自分なりの考え方や方法で解いていく「問題発見・解決型」の能力を、今のうちから養うことが大切です。
■2:幅広い視野で、多様な価値観と共生できる力
グローバル化が急速に進む現代社会において、なくてはならないのが“物事を俯瞰的・総合的にとらえる視点”。今や世界で起きる事件は、インターネットを通じて瞬時に人に届きます。5年後、10年後には今よりさらに大量の情報が、社会にあふれていることでしょう。
そんな社会を生き抜く術となるのが、価値観や考えが異なる人々と共に生きるコミュニケーション力。それも相手の文化的・歴史的な背景や社会環境などを理解したうえで、円滑な交流が図れることが理想です。単に英語ができればよい、という話ではないことをよく覚えておきましょう。
■3:強みを生かし、自分らしく生きる力
アメリカの研究者キャシー・デビットソンは、子どもたちが生きていく未来では、6割以上が“今存在していない職業”に就くだろうと述べています。
予測不可能な社会を生き抜いていくためには、「これだけは人に負けない」という自分を強力にアピールできる強みを持っていることが、大きなアドバンテージにつながります。
大学選びの際にも、自分の個性や得意な分野を磨き、伸ばしていけそうな環境を選ぶことが大切。その点だけは妥協せず、じっくりと検討を重ねましょう。
大学入試は、社会を生き抜く力が試される最初の関門。
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