グローバル社会で活躍する人材の育成へ SGH56校を指定
将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成するために、文部科学省は「SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)」を、全国の高校の中から指定し、支援する。具体的にどのような高校となるのか、安田教育研究所の安田理氏に話を伺った。
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SGHは、単に英語力の向上をめざすものではなく、英語力は前提として、将来、グローバルな社会やビジネスで活躍できる人材を育てようというものです。申請のあった全国246校の中から、国立4校、公立34校、私立18校を指定しました。そのうち、高校から生徒を募集するのは以下の学校です。
指定4年目以降には、
1.国際化に重点を置く大学へ進学する生徒の割合
2.海外大学へ進学する生徒の人数
3.課題研究が大学選択に影響を与えた生徒の割合
4.大学在学中に留学・海外研修に行く卒業生の数
などを、「成果目標」として検証することになっています。
お子さんを将来、国内の国際教養系学部や海外の大学へ進学させたいのであれば、SGHに指定された学校に進学することがベストといえるでしょう。