文章を速く正確に読みたい! 中学受験の専門家が薦める練習法とは?
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入試では制約ある時間の中で、きっちりと問題文を読み回答をしなければならない。文章を読むのに時間がかかる、読書は横書きの恋愛ものばかり、と悩む小5女子の保護者からの相談に、平山入試研究所の小泉浩明氏がアドバイスする。
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【質問】
文章を速く正確に読み取る練習はどうすればいいのでしょうか。コミックは好きでよく読んでいます。小説は横書きの恋愛ものしか読まず、もっと幅広い内容の読書をしてくれればいいのですが、ちょっと残念です。(小5女子の母親)
【小泉氏からのアドバイス】
子どもが本を読む際、時間的な「制約」があると、自然と読むスピードが速くしかも正確になっていくようです。就寝前や学校の休憩時間に読書を楽しむ習慣のある子どもは、制約された時間内で集中して読むコツが身についているように思えます。
時間を「制約する」という視点で考えれば、入試問題を読む時に時間を計り、それを少しずつ短くする練習をすることで、読む速さを上げることはできると思います。実際にこの方法で、かなり遅かった読みが他の生徒並みのスピードになった例がいくつもあります。読み飛ばしはいけませんから、読後は内容をしっかりつかんでいるか確認する必要はあります。とはいえ、これは読みの練習ですので、問題を解かせる必要はありません。目的はあくまでも文章を速く正確に読むことです。
ところで、「小説は横書きの恋愛ものしか読まない」のは少々困りものです。「横書き」に慣れていると、国語の試験問題の「縦書き」は読みづらいかもしれません。日常的にも、「縦書き」の文章を多く読んで慣れましょう。模擬試験や塾のテキストで出合った問題文の中で、「続きを読みたい」と思えるものはありませんか。もしそのような作品があれば、図書館や書店で出典を見つけて続きを楽しむのが、読む作品の幅を広げるひとつの方法です。
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