効果的な学校見学 先生と生徒にスポットを
お気に入りに登録
中学3年生になってもまだあまり志望校を具体的に考えていなかったりする時には、学校見学をすることは重要だ。学校見学で目につきやすいのは施設などのすばらしさや雰囲気のよさだが、「重要なポイントは別にある」と安田教育研究所の安田理氏。詳しく伺った。
***
学校見学に行った時こそ、ぜひ見ていただきたいのは、実は生徒と先生の様子なのです。
実際に目にすると、魅力的だと思っていた難易度の高い学校や伝統校、話題の学校の生徒が、実はあまりいきいきとしていなかったり、元気がなかったり、楽しそうではなかったりすることがままあることに気付きます。逆に中堅校や一般校でも、生徒が明るく楽しそうにしている学校もあります。
また、在学中の3年間のことだけを考えて学校を選んでしまいがちですが、学校は卒業後も何かと縁があるもの。そして、その縁はおもに先生とのつながりで生まれることが多いものです。私立高校のよさのひとつは、異動がないために卒業後に母校を訪ねた時でも、教わった先生がいること。先生がいきいきと楽しそうに仕事をしている学校は、生徒もいきいきとしていることが多いのです。
学校に足を運び、ご自分の目で生徒や先生を観察しましょう。その学校のよさを見つけること、それがお子さまの充実した3年間につながると考えてください。
出典:夏休みには「オープンスクール」で志望校を研究 先生と生徒の様子を見れば、その高校のよさがわかる[高校受験] -ベネッセ教育情報サイト
みんなが読んでる!おすすめ記事
- 「合格できたらもうけもの」 特待生受験はそのくらいの心構えで
- 「○○さんと同じクラスにしてほしい」と先生に頼むのは、わがままでしょうか?[教えて!親野先生]
- 私立と公立、どう違う? (教育内容 授業時間数など)[中学受験]
- 入学祝いのお返しは、いつ何を贈ればいい?入学内祝いの相場とマナー
- 偏差値や学歴ではない!自分自身の価値に向き合う教育のススメ
- 入学式にどんなバッグを持っていけばいい?サブバッグは?持ち物とマナーを知っておこう
- 「学校週6日制」なぜ復活!? -渡辺敦司-
- 進路が決まらない!そんな時に、高校生と保護者がやるべきこと【体験談あり】
- 高校無償化見直しで単親・別居の世帯はどうなるの? ‐斎藤剛史‐