力を入れて勉強した英語で赤点の娘。マンガ家の母は「それも収穫!」
2学期制の高校では、中間考査の結果が発表される時期だ。日頃の勉強の成果が気になる家庭も多いことだろう。高2の長女を持つ、マンガ家のおぐらなおみ氏の家庭も例外ではない。芳(かんば)しくない成績も次へのステップアップへの第一歩と考えているようだ。
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ムスメの中間考査の結果が出ました。
ん? 中間!? とも思ったのですが、2学期制なので6月の中~下旬に行われるのです。
そして2学期制の是非を考えたりするのです。ちょっとだけですけど。
パッと成績表を開いた瞬間に目に飛び込んできたのは、光り輝く色彩の筆跡!
うおー! と思ったと同時に、母は成績表を閉じたよね。
……そして、そのままなかったことにしたかったよね……。
しかし、そうもいかないので恐る恐る開いてみると、ああ、やっぱり。
輝いていた一部分、その「色」はやっぱり「赤」でした。
赤点……英語が赤点……。
初めて見たよ、こんなに輝くまぶしい赤い色。
本人も苦手意識を持っていて、それに比例して正しく低得点という結果に
なるほど……と少々感心したものの、赤点はよろしくない。よろしくないですよ。
「今回のテストは少々難しく、総じてみなさん点数が悪かった」
よって私は悪くないとでも言いたげなムスメに「じゃあ全員赤点か?」と問えば
「……(答えられずにぐぬぬ……)」というわけです。
やれやれ、今月もまた英語の話をするとは思いませんでした。
ムスメいわく「自宅学習で一番力をいれているのが英語」だそうですけど
結果が伴わないのであれば、それは効率が悪いということでしょうから再考せねば。
それに気が付いたことこそが今回の収穫ということで、ま、次回は本当にがんばってよ。
【お詫びと訂正】
先ほど「赤点を見たのは初めて」と書きましたが、ムスメに確認したところ
「え? 何度もあるけど? ちょっと、しっかり見てるの!?」と怒られました。
「赤点を見たのは初めてかと思ったけど、実は何度もあった」に訂正します。
……なんだかいやな訂正だな、まったくもう。