中学入試国語を分析 志望校は「感性」タイプ?「理性」タイプ?
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ここ数年は、中学受験の入試問題が「激変の年」といわれている。「特に入試の国語に有効なのは、『理性』と『感性』に分類して対策を立てること」と話すのは、平山入試研究所・小泉浩明氏だ。中学入試における理性と感性とは……。小泉氏の分析を見てみよう。
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まず、「志望校が特に求めている国語力を分析し、鍛えることに注力しましょう」と小泉氏。そして、分析をする際に有効なのが、「理性」と「感性」に分類することだという。
「理性」(論理)とは、筋道を立てて物事を判断する能力のこと。一方、「感性」とは、物事を心に深く感じとる能力で、想像力・発想力と言ってもいいのだそうだ。
主に首都圏の国・私立中学校83校の入試問題から167の問題を分析した結果、桜蔭中や学習院女子中等科、慶應湘南藤沢中等部は、「感性」を重視する傾向があるのだとか。桜蔭ではさらに、「読解力」と「解答力」を、学習院女子では「解答力」と「テーマ力」が求められると小泉氏は分析する。「テーマ力」とは、出題される文章のテーマに関する知識や教養などのこと。一朝一夕には身につかないものだ。
一方、「理性」を重視するのは、中央大附属中や明治大附属明治中。論理的思考で物事を考えられるかが鍵となる。明大明治では加えて「読解力」も求められる。
また、「感性」「理性」などの応用力よりも、語彙力や文法などの基礎知識を問うのは、青山学院中等部、女子学院中、早稲田実業学校中等部。小泉氏はなかでも嫌いな子が多いという文法について、こう話す。「受験で出る分野は非常に限られたものですので1週間くらいあればまとめられます」。
いま挙げた求められる能力は、必要とされる力を特徴的に表したもの。小泉氏は、「『それだけあれば良い』という意味ではもちろんありません」と釘をさしている。
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