志望校決定に際しての注意点【高校受験の基礎知識】

いつまでに
公立を中心に志望校を考える場合は、12月の中学校での三者懇談を経て、1月には最終決定するのが一般的です。
私立の場合は入試方法・入試科目・出題傾向などがそれぞれ違いますから、あこがれの学校があるなら志望校決定は早ければ早いほど有利です。
もちろん、あまり早く決めすぎるのもその間に成績の上下もあるでしょうし、気持ちが変わることもありますから、少し問題かもしれません。
いずれにしろ、一般的には遅くとも夏休み前後には決めておいて、少しでも早くその学校に合った対策に取り組むべきです。

公立高校においても、近年は入試方法が多様化してきて、学校独自問題と共通問題とを組み合わせて出題するところが出てきたり、受ける学校・学科によっては入試科目や配点が違ったりする場合もあります。
最終決定とは言わないまでも早目にある程度絞り込んでおくことも必要です。

何校受ける?
各都道府県の選抜方法や、国公立・私立の学校の数、及びその入試日程や入試方法によっても違いますが、国立の入試日程が公立入試と重ならなければ、ほとんどの都道府県で国立1校、公立は最大2校(2回)まで受験できます。私立については入試日を都道府県や地域で統一しているところが多く、そういう都道府県、地域では、推薦入試や2次入試を行う学校が多いか少ないかによっても受験できる学校数が変わってきます。いずれにしても最低2校は受験できますから、国・公・私立含めて、2校から4校程度の間で受験校を選ぶのが一般的です。

併願パターン
私学教育に強いあこがれをもっている場合は、第1志望も第2志望も私立からということになります。一方、私立にはあこがれながらもあくまでも学力アップが主目的で、次のステップである大学受験を優先に考えている場合には、内申点にもよりますが、公立のなかから第2志望を選ぶことも考えられます。ところで超難関校以外の私立では、推薦であれ、一般入試であれ、合格した場合には必ず入学するという約束で受験に臨むと、そうでない場合に比べて有利になる「専願」と呼ばれる制度があります(反対は「併願」です)。合格最低点が併願よりもあらかじめ低く設定されているのです。私立ではほかに、難関コースに不合格となっても点数が達していれば、同じ学校のほかのコースで合格となる回し合格という制度もあります。こちらは、言ってみれば同一試験で同じ学校の中で併願ができるようなものです。

公立を第1志望と考えた場合も、近年は多くの都道府県で受験機会が複数回設けられるようになりましたから、同じ学校の学科を2度受けたり、それができなくても同じ学校を2度受けたりすることがかなりできるようになってきました。公立入試はなんと言っても内申点がものを言いますから、内申点に自信があれば第2志望も公立を受験したほうが有利かもしれません。

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