夏休みの自由研究と読書感想文、小学生の5割がてこずると回答

夏休みの自由研究と読書感想文、小学生の5割がてこずると回答長い夏休みがスタート。喜ぶ子どもとは反対に、宿題が気にかかる保護者も多いのではないだろうか。夏休みの宿題といえば、教科のドリルやプリントのほかに、自由研究や感想文などで苦労した経験がある人もいるだろう。今回は小学生を持つ保護者を対象にベネッセ教育情報サイトが行ったアンケートから、自由研究をスムーズに仕上げるためのポイントなどを探る。(アンケート期間:2012/09/05~2012/09/17 回答者数:1,241名)

 

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保護者から見て、お子さまが最もてこずっていると感じた宿題を尋ねると、「自由研究」が30.1%とトップ。次いで「読書感想文」が24.4%と、合わせて約半数が自由研究と読書感想文にてこずっているようだ。

 

あなたの目から見て、今年の夏休みの宿題でお子さまが最もてこずっていた宿題はどれですか?

あなたの目から見て、今年の夏休みの宿題でお子さまが最もてこずっていた宿題はどれですか?

自由研究にてこずる要因をみてみると、「テーマが決められない」、「上手にまとめられない」、「いざとなれば親が手伝ってくれる、と頼りきっている」といった声が多かった。

 

では、自主的に自由研究に取り組めるようにするためには、どうしたらよいだろうか。「子どもは自由研究に楽しそうに取り組んでいた」という保護者の回答を紹介する。

 

●子どもが好きなRPGゲームを作ることを自由研究にしたので、張りきって取り組んでいました(小5の保護者)
●大好きな虫をテーマにしたので、観察もまとめもとても楽しそうでした。まだまだ、何回もやりたいと言っています(小5の保護者)
●自分でテーマに決めた工作に、熱心に取り組んでいました(小5の保護者)
●生まれたばかりの弟のことを自由研究課題とし、いきいきと取り組んでいました(小4の保護者)

 

子どもが好きなこと、興味のあること、をテーマに選ぶといきいきと取り組む姿が見えてくる。自由研究は、子どもの探究心や好奇心を伸ばすチャンス。まずは、子どもの興味のあることは何か、どのようなことを研究したいのかを子どもと話し合い、積極的に取り組めるテーマを決めるところからはじめてはどうだろうか。

 

出典:自由研究にてこずる小学生は3割以上! 楽しく取り組むヒントとは -ベネッセ教育情報サイト


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